三星堆文化。
人頭像に共通しているのは、吊り上がった眼・堅く閉じしかし笑っているようにも見える大きな口・耳には耳飾りの孔が開けられていること。頭部の形には円頭・平頭の2種類がある。その頭部には、ある像は冠を付け、ある像は簪で飾り、また後頭部に三つ編みを長く束ねるなどバリエーションに富む表現がなされている。祭祀の際には神樹や大型の神獣・仮面と共に、これらの像が並べられたのであろうか。発展の過程において殷王朝の強い影響を受けつつも、中原から隔たっていたため濃厚な地域色をもった古蜀文明へと発展を遂げた。
1986年四川省で発見された長江上流域の三星堆遺跡。大量の青銅器群から、この地にかなり高度な古代王国が存在していたことが判明した。鋳抜けがシャープである。三星堆遺跡出土の同意匠品は、高さ49.4cm×横23.7cm。
参照 : DK-337
参照本 : 三星堆 − 中国5000年の謎・驚異の仮面王国 |