DK-432 金糸鳥文簪
時代:唐時代 、サイズ:横 18.5cm×幅 7cm×高さ 12cm
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差し棒部は細金線で、頭・体部を鱗状に装飾した鳳凰。下げ部は止まり木に乗る同様な形態の鳥を組み合わせた作品。差し棒部の鳥の冠・目は赤瑪瑙が嵌め込まれ、下げ部鳥枠上部の瑞雲・竹・珠部にはそれぞれ青・緑・赤瑪瑙を流し込み、鳥の胸毛は赤・緑瑠璃、目は赤瑠璃。左右の餌入れは赤瑪瑙が流し込まれている。鳥の足は金環で、止まり木に繋げられている。全て金(24K)で造られており、豪華さは特筆に価する。唐代には髻を高く結うことを好み、多種の髪形を競った風習があったが、ゆらゆらと揺れる簪は特に好まれた。如何程の貴婦人の髪を飾ったことであろうか。貴婦人の間では鳥を飼う事が流行ったことは三彩俑(CS-109)などの遺品からも知る事が出来る。今も小鳥を可愛がる趣味の多い中国人の伝統的なものであろう。好まれた形状と見え、明時代の遺品は知られていたが、遡って唐時代作品の出土は初。唐時代の金線条細工は古代ギリシャの宝石装飾品に匹敵するような技術を持っている。

参照 : DK-252
参照本 : 明清金銀首飾







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