DK-414 青銅人面方鼎
時代:商時代後期(紀元前11世紀) 、サイズ:高さ 33cm×幅24.7cm×奥行 16.8cm
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立耳を持ち、器腹は深く、柱足が付く。器腹には人面を飾っており、人面の耳の下には手爪がある。柱足の上部には饕餮文、下部には弦文を四本飾っている。器腹の四隅と足の上部には突稜が付いている。

鼎壁に人面を主題とした装飾を施すのは、かって湖南省博物館蔵「大禾人面方鼎(内壁に大禾の銘がある)が唯一の例であった。黄帝四面伝説に関係があると考える中国の学者もいる。人面は頬が高く、その表情は厳粛であり、高い芸術的価値を持つ。方鼎は商後期から西周後期まで製作された。現在知られている超特大の鼎には方鼎が極めて多い。商周時代の礼器の器である青銅彜器(当時の支配者層が定期的に行う祖先祭祀を初めとする様々な祭祀や、これに伴なう賓客のもてなしに用いられた器)の中でも筆頭にあげられる重要な器種が鼎であって、祖先の霊に供える肉を入れるのに用いられた。

中国の青銅器を著録する古い書物によく「地下愛宝」という言葉を見るが、この「地は宝を愛します」とは私達が捜し求めさえすれば大地はその中に蔵した宝物を惜しむことなく私たちの前に開き示してくれるというのである。近年の青銅器に限らず、あらゆる分野にわたる中国発掘品の成果を見ていると、この言葉に偽りの無いことを痛感する。嬉しい悲鳴とはこの事だ。
内面底に数文字の銘文が見られる。漢の武帝は、周朝の古い鼎を得ると年号を改め、天下に罪人を許す大赦を行ったことが知られる。呪鎮として埋められた。

商の奴隷職人は、銅と錫と鉛を一緒に入れ青銅を精錬したが、炉の温度は1000度前後にまで達した。溶かした液状の青銅を陶の鋳型に注ぎ、青銅器を鋳造した。西安郊外宝鶏銅器収蔵家旧蔵。

参照 : GK-321
参照本 : 中国美術全集C 青銅器@










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