内面中央部の四葉文を中心として複雑に絡み合った龍文と雲文が、側壁と広縁には龍文が金・銀錯で密に華麗に装飾される。ち虎文形状は戦国時代後期〜秦時代の鏡に見られるもの。料理を盛るための器の形状であり、一般実用品は漆器であった。宮廷の注文品であろう。豪華な好尚は工芸の発逹をうながした。
類品は永青文庫蔵 国宝「金彩鳥獣雲文銅盤」が知られ、これは筆を用いて金で描いている。10年がかりで洛陽収蔵家から入手。
参照本 :
@ 吉祥 − 中国美術に込められた意味
A 永青文庫 細川家の名宝
B 世界四大文明 中国文明展 |