DK-290 金貼鳥文鏡
時代: 唐時代 、サイズ:径 9cm×鈕高 0.5cm×重量 100g
価格: \

裏面が22K純金で装飾される。外区には花文を金線で形造り、内区は花唐草文を金線でかつ四鳥を打出し、鈕は金線で花文を造り全ての空間は鎮珠で埋める華麗な鏡。極小の金粒の技術は最高峰の技術でもってなされる。打出魚子文を鎮珠に置き換えている。純金であるからこそできる緻細工であり、まま見られる銀打出しや鍍金ではこれ程の細工は出来ない。貴族女性の高級手鏡として愛玩された袖珍鏡。純金貼鏡はかってほとんど遺品が知られておらず稀品。
唐代は西アジアから流入した金銀器の製作技術が頂点を極めた時期で、本鏡はその技術が導入されたもの。唐時代には単なる鋳造の青銅鏡には表現できない一層の装飾性と色彩的華やかさが鏡に求められた。CS-082と同墓出土品。
唐代初は金銀玉器の類を惜しみなく副葬していたが盛唐頃からは主として唐三彩を副葬するようになる。さて私はいったいに金色が好きである。お金に縁が薄いくせに、そしてまた無暗にお金を欲しがるわけでもないのに金色は実によい色だと思っている。色彩感覚としては決して一概に成金趣味などと笑うことは出来ない。そんなわけで中国の鍍金鏡は大好きだ。

参照 : DK-175DK-137DK-136DK-082








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