上・下同形状、八陵瓜型銀製盒ミニアチュア。一畝の上面に飛鳥と雲文、側面に雲文を陽刻し、間は極微細魚子文で埋めている。脂粉や香料を入れた容器。 金銀器は唐代には宮廷や上流階級を中心にとりわけもてはやされたようで、金色と銀色とが織り成す光輝鮮やかな彩りや異国趣味が反映された斬新な意匠。そして躍動感溢れる造形等唐代文化の精髄が凝縮された当時の代表的な器物である。唐人の豊潤かつ高雅な精神世界の様相が垣間見ることが出来る。 参照 : DK-175