銅剣を腰に差し、両手で頭上に円筒を抱え座す銅そん。そんの3ヶ所帯状に蟠ち紋・雲紋が鋳出されている。紋飾は江南地方文化特徴のもの。 槍や矛の絵の下端に付ける石づきの部分であり、中原のそんの形状とはおおいに相違する。(ほぼ3.8メートルの長柄の武器)。上部に鳩杖を組み合わせても用いられた。 百越の一派越国の作品。戦国時代越国は内乱に明け暮れ国力は衰弱、ほどなくして楚国に滅ぼされた。 参考本 : 中国流域文化大系 呉越文化 | 中国製銅器全集D 工芸編 青銅器U