DK-261 青銅闘獣文金具
時代: 戦国〜前漢時代 、サイズ:高さ 5.5cm×横 13cm
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闘獣文(動物意匠)というもとはスキタイ等ユーラシア大陸の北辺に広がった遊牧民族が共有した虎や狼などの肉食獣狩猟の対象となる鹿や猪・羊や馬などの家畜を主題とした文様装飾を言う。戦国時代に匈奴等を通じてこのスキタイ系の文化に触れた漢民族も彼らの装身具や器具の装飾としてこの動物意匠を取り入れた。

主題は強者に対する信仰、狩猟の成功や家畜の豊穣という願いが込められていたものと考えられるが、中国では従来の龍や鳳凰などの神獣とも交じり合い、独自の展開を見せる。匈奴の動物意匠はよりスキタイ系の意匠に近く、それらは一般にオルドス青銅器と呼ばれている。また動物意匠は南に下り、南中国の雲南を中心とする一帯に伝わり、蝋型鋳造と相まって独特の様式を生み出してもいる。動物意匠の表現は躍動し絡み合う動物の姿態と筋肉の写実を特徴とするが、それらは彼らの生活に密着した観察の結果であると共に、ギリシャや西アジア様式の影響がうかがわれる。裏面には帯通し金具が取り付けられ、左右一対で腹前を飾った。馬に襲いかかる狼と熊を表す。







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