DK-212 青銅金銀青石瑪瑙象嵌熊鎮
時代: 戦国〜漢時代 、サイズ:高さ 3.8cm×横 6cm
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漢時代の大墓には葬礼の明器・種々の人像・生活器具に混じって、熊・虎・駱駝・怪鳥等を象った小品がある。材質は主に青銅であるが、白玉の遺品もある。古来この形態の副葬品は、袖鎮あるいは袖押さえ、墓鎮とも呼ばれていた。学術的な発掘がなされる前、墓室内での初見によっての呼称と思われ、何か布状のものの上に置かれていたのではないかと考えられる。

前方を見据え咆哮する熊であり、毛並みを金銀象嵌、眼を主として黒瑪瑙、他にトルコ石・赤瑪瑙を象嵌する。金象嵌と嵌玉の色彩が美しく技巧的にも優れた逸品。貴石象嵌の品は泉屋博古館蔵「角端鎮子」が我国で知られる逸品であり、多くは金銀象嵌の遺品が殆どであり、稀少なもの。
熊は博山の三中、鏡背の文様、画像石・器脚など漢代文物の所々に意匠され、龍・鳳・虎に次いで重んじられた神聖と辟邪の意味があったのであろう。









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