DK-211 鍍金帯金具
時代: 後漢時代 、サイズ:高さ 7cm×横 11.5cm(1ヶ)
価格: \

絢爛たる光を放つバックル。薄板の打ち出しにより龍と虎をそれぞれ力強く表わしている。毛並みには鏨が鋭く入り、龍の目・体表・虎の眼・耳などには緑松石を、左右一ヶづつの大きな半球型赤瑪瑙を象嵌している。
龍金具の溝部には本来止め金具があり装着できるバックル状であったと他の遺品より知れる。後漢の官営工房では匈奴の趣味に合わせた動物意匠の金工品を製作し、贈ったりしていた。前漢の劉邦が匈奴にBC200年に惨敗して以降、武帝が反撃するまで漢は匈奴の属国として大量の貢物を献上し続けねばならぬ苦しい立場に追いやられた。
どんな経緯でシルクロードに渡り、どんな人物の腰を飾っていたのであろうか。 草原の強い光を浴び、目を射る華麗さは自慢の品であったであろう。北方の遊牧民は、漢民族に脅威を与えうる唯一の勢力であったゆえ熾烈な戦闘も重ねたが、文化的・人的な交流は他よりも濃密で、中国文化に洗練と熟成の為の豊かな糧を提供した。
近時フフホト近郊墓出土品。







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