| ● 時代 |
: 隋時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 28cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
隋の煬帝は万里の長城に肩を並べる大運河を北から首都の洛陽に開通した事業で知られるが、同時に活発な西域経営を進めた。当時から洛陽には多くの胡人が暮らしていた。先端が前に折られたフエルトの胡帽をかぶり、丸襟で筒袖の長衣を腰のあたりで束ね、右手を胸に当て、左手は提壷を提げている様子。靴は尖靴と呼ぶ太めのブーツを履く。深い目と高い鼻、鼻下のはねあげた八の字髭・顎をすっぽりと包む濃い髭が胡人の特徴を捉えている。造形はぎこちないが隋代の作品らしい素朴さがある。多種多様な造型の人物俑の中でもこの俑は極めて芸術性評価が高く、胡商人が荷をしょい、腰を曲げた「胡人旅行者陶俑」と共に人気の有る俑。中国では大食人俑と言う。右手に持つ鳳首瓶は本来、ササン朝ペルシャから伝わった銀器であって三彩の明器が多く造られた。胡人と言われるのはソグド地方に住んでいた住民で、束西貿易の商人として活躍した文物の運び手として知られる。
黄白釉を顔・足部を除いた部分に薄く掛け、加彩と墨彩で色付けした珍しい技法で造られている。エキゾチズム溢れた美しい俑。
※ 正倉院に伝わる「漆胡瓶」は同形状。 |
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● 時代 |
: 前漢時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 26,5cm |
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● 価格 |
: \  |
近年出土した、かって類品の無い俑。裾広がりの長衣を羽織る女性が眼前で手を合わせ舞躍る様を表現している。袖・衿・腰帯・靴部に刻みを入れ、鮮明な朱色を施している。全体に白泥を塗った上に衣服全体にも薄朱色を飛ばし、一層の華やかさを増している。
背部には長い束ねた髪を腰辺まで垂らしている。顔は白泥を塗り、紙と眼・鼻は墨彩を施す。単純化した造形勿ら芸術味は極めて優れており、古代人の造型感覚には驚く。漢の俑は唐代の写実性と違い、簡略・単純化した美がある。朱色は漢時代独有のベンガラでオリジナル。種々の俑から当時の楽人は男子と女子とそれぞれ一団を組んだようで、舞う人と伴奏する楽人で構成されていた。
身体部は前後の合わせ型で作り、頭部・腕部は別に作って接合しており、複雑・手間のかかる造形である。
1996年初出品されたサザビーズオークションでは新発見資料のため同型品が$80,000〜$100,000の値が付いたことが記憶に新しい。 |