| ● 時代 |
: 西晋時代(3世紀後半) |
| ● サイズ |
: 高さ 21cm×横 14cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
越州窯。
盤上に熊が坐し、頭上には頂部に鳥を施した鋭い三角の透かしを入れた円錐形香炉を持つ。魏晋の磁器の中でも香炉はたくさん作られた。貴族が衣服に香を薫き染めるのを好み、人々が議論や清淡をする時にはいつも香を焚いて部屋をほのかな香りで満たしたから。使用に当たっての顧慮は見られず、実用品・銅器写しで明器。
生乾きのうちに鋭い刃物で切り透かした手法。力強く表現される熊、施される印文など様々の技巧をこうして見事な作品に仕上げている。中国では香を焚くための香炉を「薫炉」 または「香薫」と呼んでいる。 |
| ● 時代 |
: 隋時代(6〜7世紀) |
| ● サイズ |
: 高さ 34.5cm×横 14.5cm×奥行 14cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
蓋を鳳首に、把手を龍の姿に作ったいわゆる鳳首瓶。唐代の「胡瓶」にあたる。もともとササン朝ペルシャに流行した銀の水差しの器形とされており、この瓶の器面全体を飾る様々の文様もそれらしく異国風。とりわけ胴部中央の連珠文を巡らした円形の中に、伎楽力士を浮彫風に表した文様。また腰の華麗な宝珠文など見事であり、口頸部と裾を飾る大振りの連珠文も華やかさを加えている。
頸や裾に彫り付けられた蓮弁文やその上に貼り付けてある小パルメットなどは、6〜7世紀頃の青磁にしばしば見られるものであり、把手を龍の形に作ることもすでに越磁に先例がある。青緑色を帯びた透明釉が掛かり、釉溜まりはオリーブ色を帯びている。鳳凰の一部に鉄釉を施している。北方窯の産と考えられる。いかにも北斉・隋時代の陶工たちが目指した西方の銀器へのあこがれを感じさせる佳品。北京故宮博物院蔵品が有名。
参照本 : 世界陶磁全集J 隋・唐 |