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CC-389 CC-390

紫斑文香炉

青磁管耳瓶
● 時代 : 宋時代
● サイズ : 高さ 5.5cm× 胴径 7cm
● 価格 : \ 130,000

鈞窯。
紫斑を天晴釉のアクセントとしている。窯変による釉の変化が全体に回り、味わい深い。器形は鈞窯系に特徴的なもの。

参照 : CC-189
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 16.5cm× 胴径 10cm
● 価格 : \

官窯。
青銅器の投壺(宴会のゲームで使われた壺。この中に矢を投げ入れて勝敗を争う)の形を模した瓶で、端整厳格・古朴な佇まいを見せる。全体に掛けられた淡褐色の釉は澄みきった輝きを見せ、玉にも似た深い美しさを湛えている。釉面には大きい濃い鉄色の貫入と米黄色の小貫入が見られる。
胎土は醤褐色で、いわゆる「紫口鉄足」の特徴を示している。官窯にも米色青磁もあり、その時代産地は確定できずにあるし、官窯の実体はまだ不明の点が多い。官窯磁器は宮廷用に作られた什器であるから、特に器形が古朴で重厚であること、釉色が艶やかで深みのあることを重んじ、材料そのものの美しさを充分に現している。上海博物館に類品が蔵される。

参照 : CC-096CC-097CC-236
参照本 : 中国五千年の名宝 上海博物館展
● 別角度画像 → 裏・側面内・底面拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面上部底面拡大

CC-387 CC-388

青磁瓶

青磁蜜柑鎮子
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 34.5cm× 胴径 18cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
龍泉窯青磁は元時代(13世紀末から14世紀半ば)に入ると、器形の大型化や装飾の複雑化が進む。釉色も砧青磁の粉青色から次第に緑の濃い色へと変化し、元時代後期から明時代初期には日本で天龍寺青磁と呼ぶ器壁の厚い緑色の釉色の青磁が生み出された。
器形は所謂ラッキョウ形の玉壺春瓶と呼ばれるもので、元時代を特色つける器形の一つであるが、類品の少ない大型瓶。
● 時代 : 明時代
● サイズ : 高さ 2.2cm× 横 4.5cm×奥行 4cm
● 価格 : \

龍泉窯。
蜜柑形に鎮子として造られている珍品。古渡更紗仕覆、桐箱添の日本伝来品。
● 別角度画像 → 裏面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面桐箱

CC-385 CC-386

青磁牡丹唐草文碗

青磁船
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5.5cm× 口径 13.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
内面中央には捩り花文を、側面には団花牡丹唐草文を片切彫りで表わす。耀州窯は古く唐時代から稼動し、低火度鉛釉の唐三彩を焼造する傍ら、高火度の黄釉や黒釉器を焼造していたことが判明している。10世紀に入った五代磁器に越州窯の技術を導入し、青磁の生産を中心とした窯場に転じた。現在では北宋時代以降の青磁窯を宋時代の名窯として文献に名の残る耀州窯の名称で呼ぶようになっている。宋時代には各地で彫り模様が盛んとなり、耀州窯でもその例に漏れず様々な彫り模様が施された。

参照 : CC-244
● 時代 : 元〜明時代
● サイズ : 高さ 6.5cm× 胴径 13.5cm×奥行 5cm
● 価格 : \ 70,000

龍泉窯。
苫屋舟に一人の人物が乗っている。この形は主に香炉として作られたものが多く、我国では香合に転用され、「舟人物」とも「トキヤロ」とも呼ばれる。トキヤロは伽野郎からきた言葉といい、船の上で夜伽をする朝妻舟を連想してからの名であるという。
本品は蓋も無く、水滴としての注口も無いので置物。

参照 : CB-043
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CC-383 CC-384

青磁斗笠碗

青釉刻花蓮弁文高脚洗
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 5.3cm× 口径 14cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。

参照 :CC-218
● 時代 : 清朝時代
● サイズ : 高さ 13cm× 口径 17.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

清倣汝窯。
鍔広口縁を持ち、碗形を支える裾広がりの高台を形成する。碗胴面、脚台は蓮弁が刻されている。淡青色を呈し、全体に大小の貫入が広がっている。貫入の生じた潤いのある青釉は形容しがたい味わいが有り、魅了する優品である。器は窯具で支えて焼成したもので、底に三つの小さな支釘痕「芝麻」が残る。貫入には土銹が入る。中国ではこうした台付き容器は六朝以前に無かったが、西アジアは紀元前3千年頃からあった。

参照 : CC-322
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CC-381 CC-382

月白釉紫紅斑盤

青磁貼花双魚文盤
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 口径 220cm× 高さ 2.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
月白釉上に紫色の彩斑を点じて、器面に幾分の華美な趣を添えている。鍔縁の口縁を持つ端整な姿は銀器の影響そのままであり、汝窯を彷彿とさせ、又官窯にも迫る気品を漲らせている。裏側高台の処理から、北宋に遡る作品と知れる。

参照 : CC-345
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 4cm× 口径 17.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。

参照 : CC-343CC-070
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CC-379 CC-380

青磁刻花牡丹唐草文瓶

青磁百合口瓶
● 時代 : 北宋時代(10世紀)
● サイズ : 高さ 20cm× 胴径 11.5cm
● 価格 : \

耀州窯。
越州窯で始まった「片切彫り」で、釉の濃淡の美しさを最大限引き出したのは耀州窯である。きびきびとした淀みないスピード感ある筆勢で刻された牡丹唐草文は、艶やかで透明感に溢れ浮き立つ如くである。肩部は七弁花文を刻し、装飾や仕上げに神経が行き届いている。
高台の周りには耀州窯の製品によく見られる爪痕のような窪みが数ヶ所見られる。オリーブグリーンの潤いを帯びた滋味豊かな釉色はやはり玉に似せた意であろう。軽量である。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 10.5cm× 胴径 6.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

官窯。
暗空色の失透性青磁釉が厚く掛けられ、大小・黒・茶色の貫入が縦横に走る。胴面はゆったりした八面取りで形成されている。
● 別角度画像 → 裏・側面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏面底面拡大

CC-377 CC-378

青磁浮彫牡丹葫蘆瓶

青磁鶉蓮弁文洗
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 20.5cm× 胴径 11cm
● 価格 : \

龍泉窯。
端整な瓢箪型に形成された粉青色釉瓶。型抜きで作られた牡丹花と唐草文を下部に、上部には菊花が貼花されている。
文様は描いたように暢のあるゆったりしており、元〜明時代の形式化した固さが見られず心地良い。所々文様に溜まる釉の濃淡の階調も極めて魅力的な佳品。人と火とで造り上げた宝石ともいえようか。

参照 : CC-133
● 時代 : 五代〜北宋時代初期(10〜11世紀)
● サイズ : 高さ 6.5cm× 横 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
幅広の鍔状縁と直立する壁を持つ五足の洗。縁には蓮弁に線刻を加えた二重蓮弁文を内底面には番の鶉を刻花し、獣面足である。全面施釉の底裏には7個の小楕円形目跡を置いている。仕大夫の嗜みである琴棋書画に必須の筆洗などの文房には定窯・汝窯・官窯を始めとする宋時代の五代名窯でも種々製作されているが、品格有る魅力的作品が多い。
釉薬は越州窯独特の青味がかった緑色を呈する。造形・文様共に優れた類品を見ない越州窯の傑作といってよい。清朝時代に粟鶉図は暫々描かれるが、宋時代陶磁に鶉図は初見である。
ウズラは同音の「安」を表わし、安定した生活と楽しく労働することを形容する「安居楽業」の吉祥図。安居楽業という語は「老子」の一節による。

参照 : CC-312CC-270CC-268CC-179
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CC-375 CC-376

青磁天鶏壺

青磁碗
● 時代 : 西晋時代
● サイズ : 高さ 8cm× 横 8cm× 奥行 6cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
天鶏壺の形式は、西晋時代の鶏首壺・獣首壺に始まる。この種の天鶏壺はまだ浙江省では確かな出土例の報告がなく、南方の福建・広東方面の産と考えられている。実用水滴であり、水の切れは良い。この手の作品を古越磁と称し、我国では好まれているのは釉色の滋味さ、全体の姿が親しみやすいからであろう。

参照 : CC-222CC-141
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 6.5cm× 口径 7.8cm
● 価格 : \

汝窯。
「卵青釉」とも呼ばれる失透性の淡い青磁釉がよく溶けて滑らかな膚となり、釉面には細かい貫入で覆われ、その間にはまた短い貫入が白く見える。
高台は八の字形に裾が外に反っているこの形式は、五代越州窯青磁に多いもので、おっとりとした胴の膨らみと共にこの器に上品な落ち着いた気分を与えている。高台内に小さい目跡が五つ残っている。汝窯は北方青磁に属する。北方青磁は宋に入ってから急激にその数を増やし、唐朝以来の「南青北白」の区別をなくすに至った。北方の有名な青磁として耀州窯があるが、この窯は直接・間接的に南方の越州窯の影響を受けている。
通常、青磁は唐朝の陸羽が賞賛した越州窯をもってその嚆矢とするが、これらはいずれも冷たさを呈しており、これに反して北方の鈞窯系の青磁は透明度の少ない青磁で、暖かさがかえって地味な印象を与えている。汝窯の青磁は両者の長所を取り入れていて、釉は透明度の少ない仕上がりになっているが、凛とした気品を呈しているといえよう。
覆いに青釉をかけて、ところどころ(特に口縁・高台縁)薄いピンク色をした素地を浮かび上がらせており、これが暖かく包み込むような感じを与え、他の青磁のような冷たさを感じさせない。汝窯はこのように造形・釉色・素地の三者が非常にうまく調和したものであるために、最高の評価を得ることになった。伝世品には見られない器形であり、酒好きの酒盃として嬉しい寸法。
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CC-373 CC-374

青磁刻花文盒

青磁洗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4.5cm× 径 8.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
蓋上面は稜を設け、内上面には花文を、周囲には9ヶの円形文を刻する藤実形合子。
釉色は青緑色で透明度が高く、全体に貫入が入る。晩唐から五代にかけての越州窯青磁には花文などを刻んだものが少なくなく、金銀器の形を摸倣したもので、文様も金銀器のものを写しており、本品も影響を受けている。北宋時代に越州窯・龍泉窯で線彫り文の作品が造られる事となる。

参照 : CC-225CC-213
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5.5cm× 口径 14.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

汝窯。
ゆったり口が直立した盥形のシンプルな器面に、汝窯特有の藍色を帯びた淡い青磁釉が掛かり、釉面には細い貫入が不規則に現れている。滑やかで艶やかな釉膚は如何にも士大夫の文房具筆洗として上品な落ち着いた気分を醸している。高台内に小さな目跡が整然と五つ残る。同形品は官窯にも12世紀の高麗青磁にも見られる。
徽宗皇帝は美術品に囲まれていないと生きていることの意味を感じられない人であり、汝窯青磁は北宋宮廷のために焼かれた御用品。香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CC-179
参照本 : 美の求道者 安宅英一の眼 − 安宅コレクション
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CC-371 CC-372

青磁瓜形水注

青磁刻花蓮弁文碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 27cm× 胴径 12.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

北方青磁窯。
青白磁に見られる代表的器形。すらりと伸びたラッパ形状注口、縦筋を加えた瓜型の胴とする。北宋期の優れた造形感覚そのままを表わしており、優美な姿である。灰青色全体の細かな貫入には土銹が入る。窯は明確に特定できない。
宋代は中国陶芸史上、技術と芸術の両面において輝かしい成果を得た時期である。南方・北方の各地で、陶芸は競い合うように進歩し、窯場は全国遍く開かれ、その作品はそれぞれ特色あるものであった。宋代五大名窯を除くその他の名窯があげた成果も、同様に大きなものがある。唐朝以来の「南青北白」の区別をなくすに至った。

参照 : CC-274CW-016
● 時代 : 北宋時代初(10世紀)
● サイズ : 高さ 6.8cm× 口径 15cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
外面は二重蓮弁文が稜が立つように削り出され、内面底には、線刻で花文を描いている。釉色は独特オリーブグリーンで、釉内の気泡の大小が見られる。蓮弁文は、南宋〜元時代龍泉窯で代表的な文様となる。
耀州窯の発達を考える時、越州窯青磁との関係は極めて重要である。華北の北宋初期の墓・副葬品には、耀州窯系青磁と越州窯青磁が共伴していることが多いという。蓮弁文様線刻文は北宋初期の越州窯に見られるが、灰白色の胎にそれが表現された時、意匠はより鮮明になる。

参照 : CC-258
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CC-369 CC-370

青磁輪花碗

青磁盤口折肩瓶
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 6cm× 口径 13.5cm
● 価格 : \

官窯。
口縁を輪花とし、粉青色の釉面には土錆のため赤みを差した大きな貫入が一面に。間には氷裂文が入る美しさは喩えようがない。静謐で高い品格を備えている。中国で最良の青磁の釉色を表わす言葉に「雨過天青」という表現がある。台風一過の晴天といった趣で、その空の青色を青磁の理想とする。ここに見られる釉色が正にその表現に適ったものといえよう。紫紅鉄足が見所でもある。

参照 : CC-281 と同墓出土。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 24.5cm× 胴径 12.7cm× 口径 9.2cm
● 価格 : \

汝窯。
イスラム圏のガラス器を参照した器形の長頸・折肩・筒腹の「紙槌瓶」の形状。細かい貫入が全面に入る滋潤な釉面であるが、近時の発掘により全面に土銹が有る。全釉の底は五個の小さな支釘焼痕が有り、灰胎質の土が見られる。中央に二行銘「奉成殿 皇后閣」が印刻されている。
汝窯青磁については文献に名が残るものの、その場所が特定できず長い間実態が明らかでなかったが、1986年河南省宝豊県清涼寺で伝世品と同様の陶片や窯道具が発見され、この地がその窯址であることが確認された。伝世の「槌瓶」は2件のみ。両品とも台湾故宮博物院に伝わり、一件は盤口部が破損修理、一件は口縁に銅覆輪された「奉華」銘 乾隆御題が刻された作品。発掘品では唯一、清涼寺窯址出土の作品が知られる。「奉成殿皇后閣」銘は デイヴィッドコレクション蔵品盤も知られる。
汝窯の青磁は北宋の宮廷のために焼かれた御用品といわれており、本刻銘もそれを証明する貴重資料といえる。世の中に名品がないわけではない、それを真賞できる人が少ないのである。したがって名器も民間に埋もれているものがたくさん有る。世に知られているものは何十分の一に過ぎなかろう。そうした名品を見出し、取り上げることは我々中国美術を愛するものの責務であろう。12世紀前半に高麗青磁でも同形瓶が作られている(参照:大阪市立東洋陶磁美術館蔵)。

参照 : 大観 北宋汝窯特展
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CC-366 CC-367

青磁澱青釉紫紅尊形瓶

青磁神亭壺
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 15cm× 口径 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
器形や装飾は青銅器の「尊」に倣っている。「觚」形瓶とともに格調高い作風から古来、花生として喜ばれている形状で青磁作品は多いが鈞窯作品は稀少。全体に白い兔の斑釉が出ている。端厳堂々とした造形。
● 時代 : 三国(呉)〜西晋時代
● サイズ : 高さ 54cm× 胴径 27cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
神亭壺は古越磁を代表する器形の一つ。三国(呉)から西晋にかけての南京や浙江省一帯の墓葬から出土する。当時の来世観を示しているとともに、豊穣な江南地方の風景を映している。中国では「穀含罐」(穀物の倉)」 「堆塑罐(塑像をつんだ壺)」 「魂瓶(魂の宿る瓶)」などの名称があるが、日本では神仙の住む館と考えて神亭壺と呼んでいる。後漢代の「五管瓶(五つの壺が組み合わされた瓶・五穀豊穣を意味する)」 から発展した。
本作品でも上に小さな壺が付けられ、そこに穀物に群がる鳥が表わされるのは、農作物の豊かな実りを示している。その下には蛇・トカゲ・亀・蟹・鳥など水に係る生物が貼り付けられている。豊穣への祈り・神仙世界への憧れ・死後の世界観など様々なものがこの壺の中に込められている。罐の肩部より上は楼閣になっており、下層の四組の建物は殿と望楼で構成されているのは稀少。明器である。造形・釉の掛かりなど佳品である。

参照本 : 中国六千年の秘宝展 -上海博物館コレクションから -
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CC-364 CC-365

青磁雲龍文貼花双耳壺

青磁三足洗
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 10cm× 胴径 12cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
肩部に雲龍文を貼花する。全体に貫入が入る。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5cm× 横 9cm× 口径 8.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

汝窯。
側面に上から2・3・1本の弦文を施し、3ヶの獣足を伴なう筆洗。底裏には3個の「芝麻」釘と呼ばれる小さな支焼痕が残る。明るい灰青緑色の汝窯特有の釉色上、大きな貫入と細微な氷裂文が全面に広がり、光線の具合で輝く様は美しい。

参照 : CC-270CC-291
● 別角度画像 → 裏面側面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏面内側底面拡大

CC-362 CC-363

青磁鉄班鴛鴦形二連盒

青磁不遊環双耳浮牡丹瓶
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 6.5cm× 横 10.5cm×奥行 9cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
一対の鴛鴦が結合された盒子。羽毛は細線の刻がなされ、羽先と目には鉄釉が施されている。鴛鴦はつがいが離れず常に一緒に居ることから、古来夫婦和合の喩えとされ、絵画・工芸品に表現されてきた。女性の化粧・香料入れ。
生き生きとした迫真の造形の巧み・手の込んだ意匠が魅力的作品としている。飛青磁は六朝時代の越州窯で始まった技法。双鳥鴛鴦形盒子は、元時代青花でも造られている。越窯の釉色を当時の人人々は「類玉」 「類氷」と賛美した。玉にたとえたのは中国人にとって玉は至上のものであったからだ。やきものもいかに玉に近づけるかが陶工たちの努力の目標であった。氷にたとえたのは、その涼やかさが理想であったということであろう。

参照 : CC-306CC-300CW-002
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 35cm× 胴径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
牡丹文・蓮弁文で飾られた華やかな大型瓶。牡丹の花芯・花弁の襞や重なりなども表わされている。頸には凹線で三本と二本の弦文が二組あり、そのうち下部の弦文上に環を銜える獣頭形の耳が付く。牡丹文の花と葉は型から作り、茎は糸状の土を貼り付けて作る。
● 別角度画像 → 前後外側内側拡大 ● 別角度画像 → 裏側側面底面拡大

CC-360 CC-361

青磁刻花牡丹文盤

青磁鉢
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 9cm× 口径 34.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
深さのある器形。盛食器、水盤などとして用いられたのであろう。内底面には円圏の中に牡丹花、側面には唐草文が描かれる。釉色は深緑色で、多年利用されてきたためか、光沢は落ち着いた調子である。露胎部分は茶褐色で灰白色の胎土が現れている。厚作り重量がある。日本では線刻したものを貼り付けた「浮牡丹」に対して、「沈牡丹」と称している。我国伝世品。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 8.5cm× 径 8cm
● 価格 : \

龍泉窯。
鮮やかな緑色の釉調で、器胎は厚くどっしりと安定感がある。背側面は蓮弁文を刻し、見込み中央には印花文が施される。茶湯菓子器・香鉢として伝わる江戸古箱に入る日本伝来品。堅固な作りの為、破損なく伝わることが多い。
● 別角度画像 → 側面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏面底面拡大内側

CC-358 CC-359

青磁鎬文有蓋壺

澱青釉紫紅斑鶏心罐
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 6.5cm× 胴径 6cm
● 価格 : \ 150,000

龍泉窯。
胴・蓋全面に細かい均一な鎬文が施される、端整な形状の粉青色壺。どんなに小さくても時代の風格を失わない中国陶磁の特質が見られる。酒会壺と称される酒入れの大型品そのままの小品である。

参照 : CC-250CC-220
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 9.5cm× 胴径 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
澱青釉よりも広い範囲に紫紅斑が装飾される。「窯変」によって生まれた豊かな色彩は、単色の窯変が主流であった宋磁の状況を変えた。雲のように浮かび、夢幻的雰囲気の味合いは一入である。海棠の実のような赤色・赤紫色などの色彩は「窯変」の中でも最も珍重されたもの。北宋の滅亡後は鈞窯の御用磁器は生産が中止されたが、鈞窯の磁器の製作技術は尚も広く伝えられ各地に鈞窯を真似て磁器を焼成する窯が現れ「広(広東)鈞」と「宜(宜興)鈞」などの種類が生まれた。
宋磁は中国の陶磁器の歴史において特別な地位にある。宋磁は外形の精巧さや複雑さに工夫を凝らすのでもなく、装飾も無く高度な技巧を駆使するものでもない。簡素な外形のもとに、俗でないことで鑑賞に堪えうる効果が特に重視され、自ずと気高い境地を示している。この水準の高さは宋代全体の文化・芸術の気風によって育まれたもの。

参照 : CC-316
● 別角度画像 → 上部内側底面拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面内・底面拡大

CC-356 CC-357

青釉花文輪花碗

青磁鎬文百合口不遊環瓶
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 7cm× 口径 17.5cm
● 価格 : \

越州窯。
端反り口を6箇所外側から箆目をいれ、外縁稜線上には線刻で花文、内面見込みには6弁花文を装飾する輪花碗。線彫りが細く緻密であるのは、五代末から北宋初期の越州窯青磁の上質製品の特徴。大胆な輪花の碗は主として耀州窯の特徴とし、越州窯には稀少であるが、法門寺地宮からは「五弁越州窯秘色碗」が出土している。
「その青きことは天の如く、その明るきことは鏡の如く、その薄きことは紙の如く、その声は馨の如し」 とは宋代青磁にいわれた理想の一つであった。いわゆる「秘色青磁」の作品といえる。呉越王のもとでは、越窯の青磁は朝貢用にも使われた。源氏物語の「末摘花」に、”心もとなくて御達4・5人居たり、御台秘色やうのもろこしのものなれど・・” とある。食器はもろこしの秘色であった。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 24.5cm× 胴径 13.7cm
● 価格 : \

龍泉窯。
口は六弁花をそれぞれ三稜に分け、高台まで稜をとる。頸には環を銜える獣頭形の耳が付く。潤いのある灰青色の釉は、粉青の趣きが濃く、釉は削りの深浅に溜り濃淡が美しい。龍泉窯が南宋官窯にならって、独特の澄明な砧青磁を焼き始めるのは12世紀末頃から。
もともと官窯青磁は文様を器の表に表すことを好まなかった。そこで砧青磁も自ずと無文が基本体となったが、控えめには文様が施され、蓮弁文様と鎬文様はその代表的な文様の一つ。
各部の均衡が実に見事で姿の美しさは逸品といえる。元・明を通じて龍泉と景徳鎮は繁栄を誇ったが、明末に至って龍泉窯は亡び、雨来景徳鎮の一人天下となった。

参照 : 中国歴代陶瓷選集 台湾鴻禧美術館
● 別角度画像 → 側面底面拡大1拡大2 ● 別角度画像 → 裏側内側底面拡大

CC-354 CC-355

澱青釉紫紅斑盃

澱青釉紫紅斑碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ

: 高さ 4.8cm× 口径 8cm

● 価格 : \ 150,000

鈞窯。
内面に緑色に窯変した紫紅斑が装飾され、ゆったりした碗形・小さな高台の「酒好き」盃。
宋代の人々は、現実の生活に対する楽しみを求め薄葬を主張した。また政府は厚葬の禁止を明文化し、喪葬令を公布して棺槨内に金銀珠宝を置いたりすることを規定したため、薄葬は次第に時代の風潮となり、それによって宋代墓に副葬される器物は漢代や唐代のものよりはるかに少なくなった。

参照 : CC-318
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 8cm× 口径 18.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
内面・外側面にかけて天晴釉上に紅色の斑文が流れ、抜群の装飾効果を上げている。「海堂紅」とも称される最高級釉膚の紅色から紫・緑色へと変化する紫紅斑の妙が見事な配置とともに印象的な作品としている。
● 別角度画像 → 内側底面拡大 ● 別角度画像 → 裏側側面内側底面拡大

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