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CC-352 CC-353

青磁貼花双魚文盤

澱青釉紫紅斑大碗
● 時代 : 南宋〜元時代初
● サイズ : 高さ 5.3cm× 口径 25.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯
幅広の縁で内底面に二匹の魚文、外側面に蓮弁文を施す。明るい青緑色の釉色・釉調が美しく整う佳品。畳付の造りは細く仕上げている。大きく貫入が入る。
宋代において薄葬となるが、経済が比較的繁栄していた長江の中・下流域一帯では副葬品も中原の地域より多く、その中には龍泉窯磁器も含まれていた。

参照 : CC-152
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 14.4cm× 口径 30.4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
内面に紫紅色が施される大鉢。磁器が発展する中で、宋代になると質は絶え間なく向上し、種類も豊富になっていった。こうして磁器は次第に漆器などの器物にとってかわり、中国人にとって主要な生活用品となった。宋代の磁器は人目を引くためにそれぞれに異なる特色をつくり上げ、いわゆる「五代名窯」が形成された。
婦女の化粧に使われる盒も、居間のインテリアに使用される高級磁器も大量に生産されはじめた。鈞窯は北宋期に創設され、北宋の後期にはもっぱら宮廷に献上する磁器を焼いていた。
鈞窯の窯は多く河南省禹州市神后一帯に分布。八掛洞窟は北宋の後期に御用磁器を焼き、その他は民間で使われる磁器を焼いていたことが近年の発掘により証明された。
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CC-350 CC-351

青磁刻花龍文瓶

澱青釉紫紅斑碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 24cm× 胴径 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
箆先を用いて鋭く深く、次第に浅くなる削り方を俗に「片切彫り」と呼んでいる。釉の掛かりが厚く薄く変化し、そのグラデーションの魅力が青磁の色合いと相俟って作品に奥行を齎す。この片切彫りは越州窯が始め、次いで龍泉窯、さらに全国の青磁の窯がこれを導入する。10〜11世紀のことであった。
3区に分けた頸部は瑞雲、胴部は珠追い龍、裾部は二重蓮弁文を装飾する。緑がぐんと深まった雅味の深い色合いである。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 6.2cm× 口径 12.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
天晴釉上の内面・側面に一流れの紫紅斑が美しく装飾される。外側裾部で一段縊れが形成された幾分厚手造りで茶方に喜ばれる手取り。
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CC-348 CC-349

青磁鉄斑文柑子口瓶

青磁牡丹文碗
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 31.5cm× 胴径 14.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
深い緑青磁釉が施され、さりげない計算が働いた鉄斑文が美しく配置されている。古銅器を写した蒜頭すなわち蒜(にんにく)のような形の口部を持つ柑子口瓶。圏脚畳付は露胎とされ、幅が広く褐色の火色が出現して見所の一つとなっている。同品の大阪市立東洋当時美術館蔵は重要文化財。
我国の鉄斑青磁瓶の指定品は同美術館蔵「玉壺春形青磁鉄斑文瓶」が国宝、ブリジストン美術館蔵「青磁鉄斑文瓶」が重要文化財である。

参照 : CC-241CC-037CB-062
参照本 : 世界陶磁全集L 遼・金・元
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 8cm× 口径 19cm
● 価格 : \ 200,000

越州窯。
内面中央部には相向かう牡丹花、周囲に牡丹唐草文を、外側は鎬文が刻される碗。越州窯は唐時代後期になるとしばしば詩文に取り上げられるようになる。陸亀蒙の詩「秘色越器」に「千峯翆色」とあり、越州窯青磁の色は山々の緑にたとえられている。越州窯青磁が「秘色」と呼ばれ、それまでの陶磁器にはない新しい美しさを備えた焼き物として賞賛されていたことがうかがわれる。
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CC-346 CC-347

青磁盤

青磁碗
● 時代 : 北宋時代(12世紀)
● サイズ : 高さ 3.2cm× 口径 12.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

汝官窯。
高台はごく低く、裾が八の字形に反っている。釉は窯変により全体灰青色。釉膚は艶やかで滑らか。不規則な細かい貫入が一面に現れ、口縁と高台縁は釉が薄くなり、紫がかった調子になっている。高台内に残る小さな目跡は三個。定窯と汝窯の交代は北宋も末期の大観年間(1107〜1110年)、あの徽宋皇帝の時代。徽宋の芸術的感受性が定窯を受け入れなかったのであろう。
近時清涼寺農民よりの入手。
● 時代 : 北宋時代(11世紀後半〜12世紀早期)
● サイズ : 高さ 6.5cm× 口径 16.4cm
● 価格 : \

汝官窯。
幾分外反し、腹壁は緩やかな円弧を描く圏足は八の字形に反っている。釉は藍色を帯びた汝官窯特有の淡い青磁釉であり、口縁は釉がやや薄くなって紫がかった調子になり、釉面には細い貫入が不規則に現れている。薄手の造りだが、どことなくゆったりと落ち着いた気分がある。釉のかかった高台内に、小さい目跡が整然と五つ残っている。焼き上がりは良好で、滑やかで艶やかな釉膚。汝官窯の典型作として名高いデイヴィドコレクションにほぼ同寸法の後世覆輪付作品が知られるが、極めて稀少な形状。
おっとりとした胴の膨らみとともに、高台がこの器に上品な落ち着いた気分を与えている。全て丁寧に・端整に作ってあり、いかにも官窯らしい見事な姿と言える。 清涼寺農民発掘長年月収蔵から近時香港著名収蔵家へと伝来品。デイヴィド蔵品 碗の内底には乾隆帝御製詩が刻されている。

参照本 : 世界陶磁全集K 宋北宋汝窯特展
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CC-344 CC-345

澱青釉紫紅斑盃

澱青釉紫紅斑盤
● 時代 : 金時代(12〜13世紀)
● サイズ : 高さ 4cm× 口径 7.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
明るい澱青釉上に紫紅斑が表裏共に美しい模様を作る。帯糸斑といわれる極めて稀少の酒盃最適寸法品。官窯・定窯・油滴天目・青磁など、中国陶磁酒盃収集家渇望品の中でも最上位にある。

参照本 :
@国宝を中心とする古美術名品
A中国陶磁200年の流れ
● 時代 : 北宋〜金時代
● サイズ : 高さ 3cm× 口径 20cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
鍔縁の口縁をもつ浅い盤の形状は鈞窯によくみられ、銀器の影響を受けている。器形良く整い、全体に天青色の鈞釉をかけ、還元銅呈色が美しく、紫紅の斑を大きく現している。此程のものは従来欧米では官鈞窯と呼んでいたもの。造りがすっきりして姿に気品がある。
青釉も明るく、その釉中に表れた斑らな紫紅色と美しく対照しており、これ程釉が美しい作品は稀少。類品は英国デイヴィド・コレクション所蔵品が優品として知られる。

参照 : CC-190
参照本 : 中国陶磁の至宝 英国デイヴィド・コレクション
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CC-342

CC-343


青磁稜花碗

青磁貼花双魚文盤
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 2.7cm× 横 7.3cm×奥行 3.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

官窯 。
淡青釉に官窯特有の大小貫入が入る十稜碗。口縁部は紫口。底面に3個の支目跡が有る。本来の用は筆洗であろう。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 4.5cm× 口径 18.8cm
● 価格 : \

龍泉窯 。
見込みに鰭・鱗・目・口など刻線を入れ、しっかりと造形された双魚を貼付け、外側面に蓮弁文を施す幅広縁の盤。この盤は多数の類品があり、釉色・大きさ様々である。胎土は灰白色。
双魚文は古来女性の象徴であり、財貨であった子安貝から転化したものと見られ、左右対の双魚は戦国時代の器物に文様として表されている。子孫繁栄の吉祥文様である。

参照 : CC-152
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CC-340 CC-341

青磁双管耳瓶

青磁双耳瓶
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 21.5cm× 胴径 11.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
漢代の投壺の様式を摸倣したこの種の貫耳瓶は、龍泉・哥・官窯で焼造されたが、南宋官窯で初めて造られた器形。
蕪形胴には絃文と突状文が、頸上部には線文が施され、一層の品格・緊張感を与えると共に、釉色と相俟って魅力ある作品としている。花写りの良さが一段と優れた器形で、茶方に好まれる。

参照 : CC-175
● 時代 : 南宋時代(AO12〜13世紀)
● サイズ : 高さ 12cm× 横 6.5cm×奥行 5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

官窯 。
暗空色の失透性青磁釉が厚く掛けられ、大小の貫入が縦横に走る。幽玄な玉にも似た深い美しさを湛えている。高台畳付きは露胎で、赤褐色の胎土で「紫紅鉄足」の特徴を示す(幾分鉄釉を施している)。
官窯の美しい色調と際立った貫入は石灰を多く含んだ釉を何度か施釉し、低温度で焼成することによって得られる。
● 別角度画像 → 裏側側面底面拡大胴部 ● 別角度画像 → 裏側側面底面拡大

CC-338 CC-339

青磁刻花魚紋花式盤

澱青釉紫紅斑盒
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4.5cm× 径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
花弁部は二重蓮弁文、中央部は青海波の中を及ぶ9匹の魚と中央に摩羯が生き生きと片切彫りされる。釉はオリーブ色。高台の周りには耀州窯の製品によく見られる爪痕のような窪みがある。

参照 :
● 時代 : 北宋〜金時代
● サイズ : 高さ 6.5cm× 径 8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
甲盛り形の蓋には紫紅釉が装飾され、明るい天晴釉が総体に掛かる。蓋・身部の合わせ目印として丸鋲を貼花、身部が油盒といわれる形式は珍しい。

参照 : CC-298
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CC-336 CC-337

澱青紫紅釉葵花形花盒・水盤

澱青釉紫紅斑盃托
● 時代 : 金〜元時代
● サイズ : 高さ 19cm(花盒16×23cm、水盤 6.5×22.5cm)
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
稜花形状の植木鉢と水盤。両品とも内面には厚い澱青釉が掛けられ、幅広の口縁から外側面には銅呈色による濃淡様々、鮮烈な紅紫釉が表わされている。花盒すなわち植木鉢であり、底部に5つの丸い穴がある(通例5つか6つ)。水盤は如意頭形雲頭足といわれる三足。素地は鉄分の多いもので、赫褐色に焼きあがっている。底は芝麻醤油(黄褐色釉)を施す。
鈞窯の見所とされる「蚯蚓走泥文」が不規則にあらわれている。色釉の変幻の中に青空と霞が互いに映える美しさを連想させ、澱青釉と紅紫釉との対照が極めて美しい。こうした複数の釉掛けは宋・金代の青磁には見られず、鈞窯独特の施釉法である。底には両品とも「三」の数字が刻されている。「一」が最大、「十」が最小の寸法を表わしている。この種の花盒は宮廷を飾ったものと考えられており、おそらく清時代になってから彫られた「養心殿」「明窓用」という宮殿の名を刻したものがある。制作年代は北宋説・北宋〜金説・金説・元もしくはそれ以降と様々な説がある。花盒・水盤の揃いは稀少。
香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CC-214

● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 10(4)cm×径 14.5(8)cm/()内杯サイズ
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
漆器の天目台を写して、中心が抜けた杯台と杯が揃う。盃・杯台ともに明るい澱青釉上に紫紅斑が美しく装飾される。特に盃は紫紅釉が不規則に流れて複雑な色彩の変化を呈し、出色の出来である。このような品は帯糸斑ともいわれ、鈞窯作品種々形状の中でも特別高価。

参照 : CC-321CC-295
● 別角度画像 → 裏側分割底面底面拡大内側 ● 別角度画像 → 裏側上面底面拡大

CC-334 CC-335

青磁刻花蓮花文瓶

澱青釉紫紅斑碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 16.5cm× 胴径 9.8cm
● 価格 : \ 250,000

耀州窯。
裾には鋸歯状花弁文、胴部には蓮華唐草文を片切彫りで施す小梅瓶。釉は黄味を帯びたオリーブ色。流麗な箆使い、花弁や葉に加えられたスピード感のある櫛目文が生き生きとした表情を生み出しており、釉の濃淡が織り成す調子が美しい。

参照 : CC-282
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 6.3cm× 口径 12.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
灰青色の乳濁釉が掛かり、内面から外側縁にかけて紅色の斑文が流れる。深々とした魅力のある色調である。全面に貫入が見られる。薄造り、高台内にも釉が施される北宋時代の作品。茶方の碗として最適寸法。
鈞窯は宋磁としては明るく華やかで、又どこかエキゾチックな感じがあるためか特に西洋人に好まれ、欧米にはデイヴィドコレクションを始め優れた蒐集がある。これに対し我国のコレクションは比較的貧弱といえよう。茶方の碗・酒盃寸法の鈞窯作品は、盤・皿・瓶に比較して稀少であり、市価も高い。

参照 : CC-085CC-064
● 別角度画像 → 裏側側面底面拡大口縁 ● 別角度画像 → 内面底面拡大

CC-332 CC-333

青磁鳳凰耳花生

青磁刻花宝相華唐草文水注
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 28cm× 胴径 12.3cm
● 価格 : \

龍泉窯。
龍泉窯青磁その最盛期の作風を示す砧青磁の代表。中国では雨過天晴に例えられた色の花生。釉色は青緑色。片胴面肩から釉が垂れ落ちるような溜り方をしている。鳳凰の姿の耳は二枚の合わせ型から作られている。陽文で目や羽毛などの細部が表されている。圏足は勢いのある削りで作られている。畳付は露胎しており、茶褐色を呈し、灰白色の胎土が見られる。全体大きな貫入が見られる。頸・胴には堂々とした量感が備わり、口縁や鳳凰耳など各部の作りも行き届き、繊細で気品有る南宋時代の龍泉窯の実力が存分に発揮された作品。青磁鳳凰耳花生は、やや豊満な「萬声」タイプとほっそりとした「千声」タイプに大別される。本器は胴部が張る「萬声」型。
青磁が中国陶磁の主流として2000年にわたって焼き続けられた最大の理由は、青磁が「秘色」と表現される深みのある釉色を理想とし、最も中国の人々の琴線に触れるやきものであったからといえるし、独特の釉色の原点は玉にあり、その色沢の再現こそが青磁の焼造のエネルギー源であった。

参照 : CC-169
● 時代 : 北宋時代(11世紀)
● サイズ : 高さ 18cm× 横 10.5cm×奥行 10.5cm
● 価格 : \ 250,000

耀州窯。
太く曲がった注口が付き、二本の紐を合わせた形状の太い把手が付く。胴部には牡丹唐草文を片切彫りでびっしりと施し、黄味を帯びたオリーブ色の釉を掛ける。蔓や葉も力強く彫り出されている。南方青磁の碗美なるのに比し、北方青磁は幽玄美ともいえよう。
● 別角度画像 → 裏・側面底面拡大口縁 ● 別角度画像 → 裏面側面底面拡大

CC-330 CC-331

牛型青釉灯盞

青磁牡丹花式盤
● 時代 : 東晋時代(AD317〜420年)
● サイズ : 高さ 13.5cm× 横 11cm×奥行 14cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
灯底に油を牛頭孔に灯芯を入れる灯具。鉄斑をアクセントに施釉し、青釉も美しい佳品。把手が付き、簡易に持ち運びができる。下がって南北朝時代には燭台が見られるようになる。後漢末には中原の貴族の屋敷で流行し形も一層多様なものになり、主人の趣味の良さや上品さをあらわした。黒闇の冥界に住もうとする死者に、燭台の贈物は必須の要件であろう。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 3.5cm× 口径 15cm
● 価格 : \ 問い合わせ

郊壇下官窯。
淡い空色の失透性青磁釉が厚く掛けられ、大小の貫入が縦横に走り、その間に白く輝く細かな貫入があらわれている。厚手に成形され重厚な作風、あたかも碧玉のような幽遂な趣をもっている。
高台畳付を見ると胎土はかなり黒く、そのため口縁部が黒ずんで見え「紫口鉄足」の特徴を示している。

参照 : CC-277
● 別角度画像 → 前部側面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏側側面拡大

CC-328

CC-329


青磁牡丹文瓶

青磁袴腰香炉
● 時代 : 北宋時代後期
● サイズ : 高さ 13cm× 胴径 9cm
● 価格 : \ 150,000

耀州窯。
胴中央に片切り彫りで牡丹唐草文が表されている。牡丹の花弁や葉には櫛目文を用いて印影を施し、スピード感のある箆捌きが生み出す律動感が心地よい。
耀州窯の窯址は陝西省銅川市にあり、唐時代から青磁の焼成が始まっている。北宋時代には刻花と称される片切り彫りの見事な青磁が生まれ、宋時代には耀州窯系が形成されるほど流行した。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 14cm× 胴径 15cm×口径 15cm
● 価格 : \

龍泉窯。
もともとは南宋官窯に見られた器形であり、袴を付けた姿に見立てこの形式の香炉を袴腰と呼び、我国には数多くの砧青磁の香炉が請来されている。整った美しい姿で、天晴色は澄み、透明で艶やかな潤いのある肌に焼成されている。青銅器の鬲の形を模したもの。胴部から足にかけての3本の突線は「出筋」と言われる。類品は韓国の新安沈船からも引揚げられ、また四川省遂寧市の南宋窖蔵からも数点出土しており、13〜14世紀に龍泉窯で多く作られた。軽量。近時の発掘品。佳品である。我国では円覚寺・出光美術館蔵品が重要文化財。

参照 : CC-217
● 別角度画像 → 裏側口縁底面胴部 ● 別角度画像 → 裏側内側底面拡大

CC-326 CC-327

青磁陶片

青磁八稜瓶
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 10.5cm× 横 13cm×奥行 8.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
大香炉の陶片。
● 時代 : 唐時代後期
● サイズ : 高さ 23cm× 胴径 11.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
CC-266と同墓出土。
底部に大きく「官」の字銘が刻される。「官」銘が有る作品は北宋初期の河北省定州市の二つの塔墓(977年と995年に建立された舎利塔)から出土した大量の定窯白磁のうち「官」字銘の刻されたものが十数点、「新官」銘が一点あった品が知られるし、定窯にはまま見られる。越州窯作品では初見。朝廷で用いるものだけに他と区別してこの名をつけたか、官営工房で製作されたとも考えられている。
「官」字銘を刻した白磁器が多く遼の領域で出土していることとあわせ、問題を多く含んだ作品といえよう。
窯中で灰が器面に飛び、底面・胴面に窯傷が3本入る。同形状銅製も知られるし、高麗青磁にも影響を与え、同形状品が知られる。

参照本 : 保利蔵金
● 別角度画像 → 拡大1拡大2 ● 別角度画像 → 裏側胴部底面頸部

CC-324 CC-325

青磁長頸瓶

青磁下蕪花生
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 16.7cm× 胴径 8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

官窯。
貫入のある青磁を施し、釉質は光沢がある。官窯の貫入は哥窯の貫入よりまばらではあるが、汝器の貫入よりはっきりしている。口縁の釉層は薄く淡紫色。官窯特有の紫口の特徴がはっきりと出ている。黒胎である。平凡な形の中にも典雅さを有している。
官窯は文献の記載によれば、北宋の宣和・政和年間、汝官窯の跡を継いで開封に窯を設け、御用磁を焼成した。南宋も杭州に修内司・郊壇下官窯を置き、宮廷のために磁器を焼成したとある。

参照 : CC-267
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 16.5cm× 径 9.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
「曾呂利」といわれている下膨れ形の胴部に太い頸部を持つ花生。姿が美しく瀟洒な造形。青み勝ちの釉色が美しい。新安沖の沈船にも同形式の龍泉窯の作が見つかっている。
元時代には吉州窯の鉄絵に同形式の作例が多い。
● 別角度画像 → 裏側頸部底面胴部 ● 別角度画像 → 頸部底面拡大

CC-322 CC-323

青磁刻花蓮弁文碗

青磁雲龍文扁壺
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5.2cm× 口径 14cm
● 価格 : \

汝窯。
口縁に向かってゆったりとした立ち上がりを作った碗。外側面は半ばまでゆったりとした二重蓮弁文が薄肉彫りされる。金属器に倣った高台は八の字形に開き(汝窯の盤・碗に見られる特徴)、高台内には「芝麻」釘と呼ばれる小さな支焼痕が残る。汝窯特有の淡い色合いの青磁釉は、上品な落ち着いた気分を与えており、北宋宮廷の容器に相応しい。その色が卵殻の青色に似ていることから「卵青色」とも呼ばれている。全体の雰囲気として鈞窯にいくらか近いものが見出されるのは、汝州の窯で鈞窯も盛んに焼いていたことと関係していよう。
明・清時代の文人は汝窯を磁器の最高位に位置づけたが、汝窯は焼成期間が極めて短く、現存伝世作品は多くなく、南宋時代すでに「最近は手に入れるのが難しい」との記載が残る。伝世品には蓮弁文などの刻を有する作品は少なく無文が殆どだが、清涼寺窯址からは「刻蓮紋碗」 「刻蓮紋香炉」 等も発見されており、想像以上に多品種を製作していたことがわかってきている。全体土中銹が見られる。潤いのある青釉は形容しがたい味わいがあり、人を魅了する。

参照  : CC-270
参照本 : 大観 北宋汝窯特展
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 32cm× 横 32cm×奥行 15cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
肩が張り、胴がまったく扁平になった扁壺は、元時代の一時期流行した器形で、景徳鎮や磁州窯にも遺品が見られる。
龍泉窯では印花か刻花でしか文様表現の手段を持たないので、この作の場合は印花浮文技法が用いられている。歴代の龍の中でももっとも充実した作風を見せる元様式の峻厳な龍が四方入隅の二重枠取りの中にあって中央に位置を占め、四方に行雲、そして火焔珠が表されている。ロンドンデイビッドコレクションに唯一知られる器種である。

参照本 : 元代瓷器
● 別角度画像 → 内側底面拡大 ● 別角度画像 → 裏側側面底面拡大上部

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