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CC-320 CC-321

青磁双貫耳瓶

青釉紫紅斑盃托
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 16cm× 胴径 7.8cm
● 価格 : \

官窯。
頸部の両側に管形の双耳が付く。漢代の投壺の様式を摸倣したこの種の貫耳瓶は、龍泉・哥・官窯で焼造された。粉青釉の表面には大小の貫入が入っている。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 6.7cm× 横 10.5cm×盃口径 8.6cm
● 価格 : \

鈞窯。
托は輪花で造られる。紫紅色が盃托に施され、装飾効果を上げ、典雅な味わいがある。官窯・哥窯・汝窯・定窯・鈞窯を宋時代の五代名窯と呼んでいる。

参照 : CC-295CC-087CC-029
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CC-318 CC-319

澱青釉紫紅斑盃

青磁刻花花弁文獅子口水注
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 3.5cm× 口径 5.6cm
● 価格 : \

鈞窯。
内・外面程好い配置でもって紫紅斑が装飾され、高台に向け窄まる形状。高台は小さく厳しく鉄釉が塗られ、内面にも釉が掛かり丁寧な造りとしている。酒を呼ぶ「酒好き」盃といえよう。

参照 : CC-285
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 14.5cm× 横 12.5cm×奥行 11.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
かって東窯といわれた北方青磁。浮彫り風の深い彫りで、胴の上半に大振りの唐草文、銅裾には花弁文があらわされている。注口は型作りで獅子を模っており、耀州窯窯址において同形の破片が発見されている。作風は精巧で各部の装飾や仕上げに神経が行き届いている。灰色のきめ細かな胎土が用いられ、淡い緑色の青磁釉が掛かり艶やかに美しく焼きあがっている。深い彫りは文様をくっきりと立体的に表し、釉の濃淡の溜りが美しい階調を成している。
類品はクリーブランド美術館蔵品が世界的名品として知られ始めて、「1999年 神品と呼ばれたやきもの宋磁展」 で我国初公開されたが、本作品が遥かに優れている。
香港著名収蔵家長年の愛蔵品。

参照  : CC-301
参照本 :
神品と呼ばれたやきもの宋磁展
中国名陶展 中国陶磁2000年の精華
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CC-316 CC-317

澱青釉紫紅斑壺

月白釉三足洗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 8.8cm× 胴径 9.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
紅色から紫色へと変化した斑文が胴半面に美しく流れ、夕映えの晩霞のようである。青の乳濁釉も美しく、紫紅釉とのコントラストが絶妙であり、品格を感じさせる気分の良い佳品である。薄造り軽量。水盂とされる。
全体の形が鶏の心臓に似ているところから「鶏心罐」の名前があり、上海博物館に類品が知られるが、稀少形状。香港著名収蔵家旧蔵品であり、長年の懇情により入手。

参照本 : 上海博物館 中国・美の名宝A
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 7cm× 横 9cm×奥行 8.5cm
● 価格 : \

鈞窯。
円形の口縁2ヶ所を押し、凹ますことにより上から見ると蛙形とし、乳釘を3個装飾する水盂部に3本の足が付く。筆洗の用。
水を捨てる為の用の片口が形成され、使い勝手が良い初見の形状。均一に覆う月白釉が美しく、机上の雰囲気を清浄にしてくれよう。三本脚の蛙『三脚蟾蜍』であろう。四方にある財宝を三本の脚でかき集めるといわれる吉祥文。
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CC-314 CC-315

青磁弦紋瓶

紅斑青釉瓶
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 13.5cm× 径 10cm
● 価格 : \

修内司官窯。
淡い空色の青磁釉の全面に大小の貫入があらわれ、すっきりとした姿に仕上げられ、美しさは喩えようがない。静謐で高い品格を備えている。全面にわたって黒い大きな貫入が縦横に走り、その間に白く輝く細かな貫入が生じて釉面に無限の変化を与えている。高台の胎土はかなり黒く、そのため口縁部が黒ずんで見え、いわゆる「紫口鉄足」の特徴を示す。
「二重貫入」は何層にも重ね掛けされた青磁釉が焼成後冷却してゆく過程で、黒色の胎まで深く届く貫入と雲母片のように浅く入る貫入を生じさせたため。台湾故宮に類品が知られる。
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 28cm× 胴径 12.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
月白釉の一箇所に紅斑を装飾する玉壺春瓶。総体氷裂状貫入が入り、紅紫斑と月白釉との対照が鮮やかで美しい作品といえる。

参照 : CC-224CC-232
● 別角度画像 → 裏側底面拡大 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面

CC-312 CC-313

澱青釉紫紅斑桃果型洗

青磁海棠口碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 6.7cm× 口径 16.5cm×外径18.5 cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
明るい天晴釉が総体に美しく掛かり、内面に大きく外面には小さく紫紅斑が装飾される。半分にした桃果形状をし、使用済水を簡易に流す片口を形成し、片側面には葉が貼花され、抱え込み口を持つ書画家必需品の筆洗。三千年に一度実を結び、この桃を食べると三千年の寿命を保つとされる西王母の蟠桃を表わし、長寿を意味している。厚く掛かる釉は大きな氷裂貫入を形成、紫紅斑と天晴釉との対照も美しい。濃く発色した釉を天藍色が薄くなるにしたがって、天晴・月白と称し、独特の釉調から広く澱青釉とも呼ばれる。鈞窯は北方の窯であり、宮廷用のものを焼く為に管理所が置かれ統率されていた。
やきものの世界では「宋磁」は特別の意味を持つものとして扱われてきた。宋磁が様々な陶磁器の中で特に大切にされ珍重されるのは、何よりもそれらの美しさが抜きん出ているためだ。何が美しいかといえば、まず全体の形姿の美しさであろう。壺にしても瓶にしても、鉢や碗にしても宋のやきものは整った端正な形をしている。それは各部分のプロポーション・バランスが良いのが一つの理由といえよう。そしてもう一つの理由はそうしたプロポーションの良さを強調するかのように各部の余分な膨らみを取り去って、ほっそりと引締まった姿に仕上げてあることであろう。そこに生まれる一種の緊張感ある造形が宋磁の特色といえる。そうした全体の姿だけでなく、各部分の形の良さ・美しさにも認められる。口部の形態にその感が強い。部分の形に対する宋の陶工の関心の強さは丁寧に細かく作られている。宋の陶工たちは、商品として魅力あるやきものを作り出すために工夫を重ね人々の厳しい目に応えて無駄のない緊張感に満ちた美的情趣溢れた作品に作り上げたといえる。厳しい高台の削り、きっちりと高台内に掛かる釉、完璧な処理がなされ重厚である。書斎の中にこういった美しき品々で囲まれた宋代文人は何と恵まれた人達だったことか。桃型洗は宋時代は官窯製が僅かに知られ、清朝時代には倣宋官窯作品が知られる。中国人が文具を重視し、大切にすることは西洋人の及びもつかぬところであって、それは単に文化・芸術を伝える道具としてのみ重要なのではない。
香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CC-245CC-223
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 7.2cm× 口径 12.1cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
五代十国のうち南唐では文化に造詣の深い君主のもと、優れた文房具が生産され、耀州窯の地域を支配した呉越国の銭氏も、自国の名産として青磁生産を保護育成し、10世紀に入ると金銀器等を手本として優れた青磁が焼造される。そうした技術が各地に伝わり、華北の耀州窯でも優美な青磁が作られるようになる。この深く刻みを入れた瓜稜状器壁の輪花形も金属器に倣った形式。素地と釉薬がやや黒みの呈色を見せるが、釉調には独特の清雅さが感じられて美しい。上から見ると一輪の花が満開したようであり、感動させるのに十分の美しさがある。
高台脇に箆目が数ヶ所刻されるのも高台の畳付から内側にかけて赤く焦げるのも耀州窯の見所の一つ。かって小山富士夫氏は終戦前奉天美術館にあったホロンバイル盟ホルチン右翼旗白辛屯古墓から出土した類品2点を官窯(東窯)作品と鑑定して知られる(これは五輪花)。

参照本 :
中国中原に華ひらいた名窯 - 耀州窯
中国陶磁 美を鑑るこころ
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CC-310 CC-311

澱青釉紫紅斑高脚杯

青磁盤
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 7.1cm× 口径 9cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
明るい天晴釉が総体に掛かり、内面に2ヶ所紫紅斑が装飾される。端正な姿と釉の調子は気品を漲らせている。
鈞窯磁の年代については北宋・金・元などの議論があるが、この作品は様式からも北宋代の作品。
● 時代 : 北宋時代(11世紀末〜12世紀初)
● サイズ : 高さ 3cm× 口径 13.2cm
● 価格 : \

汝官窯。
広い見込みからゆったりとした曲線を描いて立ち上がる深めの盤。汝窯の代表的な器種の一つ。やや大振りの外開きの高台が付くことによって安定感と気品のある器形となっている。済んだ水色の青磁釉は質透気味で色調はかなり淡く、微細な貫入が一面に生じており、内外総体に施釉され、高台内に小さな突起のある支具を置いて焼成するため極小の目跡の三つは細心の心配りを示している(古くから「芝麻花」と呼ばれて見所とされている)。汝窯の青磁は北宋の宮廷のために焼かれた初めての官窯であり、伝世品は極めて少ない(本品は全体に土銹が入り込む近時発掘品)。皇帝の器に相応しく作風は静謐でありながら気品と威厳が感じられる汝窯作品には文様の施された器物もあるが、極めて数が少なく、無文の作品が一般的。又、釉色にはやや透明感のあるものや不透明なもの、卵青釉もありと一定しないのが特徴。
1985年河南省宝豊県清涼寺村の窯址調査が行われた。CC-270CC-132 同様、清涼寺農民秘蔵品。
我国伝世の汝窯作品は、大阪市立東洋陶磁美術館蔵「青磁水盤」と川端康成氏旧蔵品盤が知られる。「玉に似るも、玉にあらずして玉に勝る」と評された汝窯の真髄が見られる。伝世品の汝窯作品は全世界で80点程度確認されているに過ぎない。形状から汝官窯。

参照本:
・中国陶磁 美を鑑るこころ
・中国五千年の名宝上海博物館展

● 別角度画像 → 裏側拡大底面内部 ● 別角度画像 → 底面拡大内側

CC-308 CC-309

青磁蓮弁文碗

青磁蟾蜍水盂
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 6.2cm× 口径 15.4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
外側面には蓮弁文が削り出され、口縁は幾分端反りの鉢の形。釉は美しい砧青磁色。龍泉窯は北宋時代になって越州窯の影響下に開窯し、始めは越州窯と同様に彫り文様のある透明性緑色釉の掛かる青磁(参照:CC-284)を焼造していたが、南宋時代になって南宋官窯の影響を受けて作風を洗練させ「薄胎厚釉」の器物を焼造するようになる。すなわち「砧」 「粉青」と呼ぶ失透性のある明るい青釉が開発された。もともと官窯青磁は文様を器の表に表すことを好まなかった。そこで砧青磁もおのずと無紋が基本態となったが、控えめには文様は施され蓮弁文様はその代表的な文様の一つ。すっきりとした姿に重みを感じさせるところが砧青磁ならではの味わい。日本にある伝世品では端反り蓮弁文碗は稀少。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 7.5cm× 横 10.5cm×奥行 6cm
● 価格 : \ 130,000

耀州窯。
三本足の蟾蜍(ヒキガエル)。体部の上下を別々に型で作り、張り合せた後、3本の足を貼り付けている水滴。体表の粒状文も明確に形成されている。越州窯・青白磁にも知られる形状。水と密接な関係を持つ蛙は、西晋時代古越磁で多くの魅力的蛙形水滴・硯滴作品が生み出されている。

参照 : CC-088
参照本 : 封印された南宋陶磁展
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CC-306 CC-307

青磁鴛鴦形盒子 対

青磁鴨首杯
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 9cm× 横 13.5cm×奥行 6cm
● 価格 : \

越州窯。

参照 : CC-300
● 時代 : 北宋時代初期
● サイズ : 高さ 15cm×横 21.5cm×奥行 11.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
獣の角の内側を刳り貫いて杯とした角杯の系統に連なるもので、端に鴨の首から上の形を模っている。鴨首とその口から吐き出される羽形によって把手の部分が構成され、底から口にかけて徐々に広がる胴は羽文で賑やかに飾られている。ペルシャ金銀器の影響を受け金属器の形成を模したものであり、眼の生き生きとした鋭利な刻、体表に凹凸を施し線刻で装飾する羽毛などの造形力は並々ならぬ陶匠の技が見られる。型抜きによって左右の半分を別々に造り、それらを合わせて成型したことが内面の荒々しい指跡によりわかる。
鴨首の代わりに鳳首・象頭・鳥頭を表わした唐三彩類品は見られるが、青磁作品は稀少であると共に極めて優品である。

参照 : CC-095DK-297
● 別角度画像 → 裏側側面底面内部 ● 別角度画像 → 裏側側面底面蓋部

CC-304 CC-305

青磁瓶

青磁熊形容器
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 20cm× 胴径 11.8cm
● 価格 : \

官窯。
大きく膨らんだ肩からなだらかに裾へと窄まる瓶。沈潜した深い青磁釉が掛かり、官窯特有の「類氷」といわれる氷裂状貫入が全面に大きく美しく現れる。官窯の美しい色調と際立った貫入は、石灰を多く含んだ釉を何度か施釉し、低い温度で焼成することによって得られるもの。玉にも似た深い美しさをたたえている。
高台露胎部は醤褐色色で「紫口鉄足」の特徴を示す郊壇下官窯。南宋官窯青磁を日本人が好んで中国に求めていたことは、明末の相応星が「天工開物」に語るところであり、その声価は特に日本で高いことを述べており、それほどこの種の青磁は我国の審美眼を魅了した。
南宋官窯の勅命による官窯は、これまでのところ「郊壇下官窯」が発見されており、したがって南宋官窯という場合「郊壇下官窯」をさす。宋代の焼物は優雅であることを求めたが、本品は柔らかさと潤沢さの中に高い気品をたたえ、宋代官窯の追及した美・官窯風格をそなえる。

参照 : CC-267
● 時代 : 西晋時代(AD265〜317)
● サイズ : 高さ 6.2cm×横 5cm×奥行 5.7cm
● 価格 : \

越州窯。
小品勿ら線刻が鋭く、体表面全体に入る古越磁の佳品。
古越磁全般にわたってみられる動物形式愛好の傾向は南方の雲南などの漢文化と関連があるのであろう

参照 : CC-257
● 別角度画像 → 胴部口縁底面 ● 別角度画像 → 側面側面底面拡大

CC-302 CC-303

青磁貼花蓋付壺

青磁貼花牡丹文瓶
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 10cm× 横 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
膨らんだ胴面には飛翔する鳳凰が3羽貼花され、肩部には2本の突帯線を巡らし、穴を穿った3ヶの突耳を付け、間には雲文を線刻する。六稜花の落し蓋の鈕は水鳥を装飾、面は花弁を線刻、立上がりには2箇所に2穴が穿たれる。
しっとりとした質感は唐代の越州窯が目指していた青磁の様式が一つの完成された理想的な姿に到達したもの。高台内蓋内底は細長円状の目跡が3ヶ所。

● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 30cm×口径 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
口頸部がラッパ状に開き肩が丸く、胴は裾にかけて窄まっていく形式の瓶は、宋時代の瓶花の盛行に応じて創作された。龍泉窯でも南宋から元時代にかけて大作から小さいものまで多く作られ、貼花の技法で器面が装飾されることが多い。胴に向背して旋回する蔓草を巡らし、牡丹花も4つを交互に向背して置き、頸には3本の牡丹の折枝文の貼花、胴裾に彫りだされた蓮弁が装飾される。
文飾りの凹凸の差や胎の厚さの違いが釉層の厚薄を生じさせて、白胎が透けて見えたり、釉の色身が深かったりして特有の効果を表わしている。この寸法のものは比較的少なく、多くは50cmを超える大型のもので(参照:CC-226)寺院の花瓶などとして伝存している例が多い。

参照本 : 東洋陶磁名品図録 松岡美術館
● 別角度画像 → 裏側側面底面蓋部 ● 別角度画像 → 裏側側面底面蓋部

CC-300 CC-301

青磁鴛鴦形盒

淡青釉牡丹文獅子口水注
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 11cm× 横 17.5cm×奥行 7.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
鴛鴦を模った蓋と器身からなる大型合子。生き生きとした迫真の姿で、装飾性と実用性とが巧みに結合された作品。羽毛は細線の刻で、体毛は丸文印花で全体が精細に装飾されている。佳品である。女性の化粧・香料入れであろう。鴛鴦はつがいが離れないことから古来夫婦の睦まじいことの喩えとされ、女性の持物に相応しい。一応鴛鴦としたが鳳凰.神鳥なのかもしれない。

参照 : CC-260CC-021
● 時代 : 北宋時代初期
● サイズ : 高さ 15.5cm×横 11cm×奥行 10cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
浮彫り風の深い彫りで胴に大振りの牡丹と唐草文、肩部には蓮弁文が表されている。注口は型作りで獅子を模っており、耀州窯址において同形の破片が発見されている。作風は精巧で、各部の装飾や仕上げに神経が行き届いている。淡い瑠璃色の釉が片切彫りの深浅で濃淡となり、艶やかに美しく焼き上がっている。北宋時代前期に流行した形式。かつてこの形式は東窯とされていたもの。青磁釉が普通であり淡青釉は稀品貴重資料。

参照 : CC-140
参照本: 宋磁 中国陶磁全集F 宋(上)
● 別角度画像 → 裏側外側拡大内側 ● 別角度画像 → 左右面裏側拡大底面

CC-298 CC-299

澱青紫紅斑盒

青磁釉裏紅魚紋長頸瓶
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5.5cm× 胴径 7.8cm
● 価格 : \

鈞窯。
器面に掛かる澱青釉と紫紅釉が混濁、夢幻的美しさを漂わせている。蓋・身の合わせ目印として丸鋲を貼花している。鈞窯の合子は稀少。
● 時代 : 元〜明時代
● サイズ : 高さ 23cm× 胴径 12.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
突圏をめぐらし、五区に分かれた3ヵ所に3匹づつのケツ魚(川メバル)を釉裏紅で装飾する。柑子瓶。
魚の細部を略しているのは銅の絵具を厚く塗ることで釉裏紅の発色を美しくしようとしたため。明・宣徳時代に造られた「釉裏紅三魚文高足杯」の流れをくむ作品。七官手の青釉とは違った濃緑釉と釉裏紅の対比が美しい力感がこもった作行きである。初見品。
● 別角度画像 → 側面外側拡大内側 ● 別角度画像 → 側面底面拡大

CC-296 CC-297

青磁瓜形菱瓶

青磁八稜盃
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 10cm× 幅 7.3cm×奥行 6cm
● 価格 : \

官窯。
前後の型合わせで白菜型に造型。淡青釉が総体に掛かり、官窯特有の「類氷」といわれる氷裂状貫入が全面に現れる。郊壇官窯と思われるが類形状は龍泉窯でも造られており、それは黒胎龍泉青磁と呼ばれ、官窯との関連がうかがわれるもの。高台露胎部は醤褐色で 「紫口鉄足」の特徴を示している。軽量である。
小品勿ら流石官窯の持つ得もいわれね凛とした気品・風格が漂う佳品。

参照 : CC-267CC-210CC-172
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 5.2cm× 口径 6.6cm
● 価格 : \

龍泉窯。
口縁を八稜形とした盃。美しい梅子釉に面取りの整った姿は格調高い品としている。

参照 : CC-210CC-148
● 別角度画像 → 裏・側面底面拡大 ● 別角度画像 → 裏側底面拡大内側

CC-294 CC-295

青磁筍形瓶

澱青釉紫紅斑盃
● 時代 : 南宋時代(13世紀)
● サイズ : 高さ 23.5cm× 胴径 cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
長く伸びた頸と下膨れの胴部の上半に7条の突帯線を巡らし、高台端部を除く内外全面に、いわゆる砧青磁の明るい青磁釉がたっぷりと掛けられている。日本では突状線を竹の節ととらえて筍、または竹節と呼び、古くから花生として賞翫している。類品は重要文化財の根津美術館蔵品を始めとして、日本に多く伝世しているほか、韓国の新案沖沈没船にも見られる。
日本の伝世品では、高さ30cm前後のものが多い。筍形瓶の最盛期は12〜13世紀に遡るものと考えられている。颯爽とした形が魅力な花生であるし、使い勝手のよい大きさ・寸法である。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 3.5cm× 横 9cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
盃托ではなく輪花形盤と碗が一体となる盃。澱青釉上、程良い配置でもって紫紅斑が掛けられ装飾効果を上げている。下の盤を持って飲む形式であるが意外と飲みやすく、姿・釉調共に申分がない。喫茶の流行を反映した作品。

参照 : CC-090CC-040
● 別角度画像 → 胴部底面口縁部 ● 別角度画像 → 上下面拡大内側

CC-292 CC-293

青磁羊首壺

青磁猪圏
● 時代 : 東晋時代(AD317〜420)
● サイズ : 高さ 25.5cm× 胴径 21cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
西晋時代から始まった鶏首壺は東晋時代になると形にも変化が見られ、一般に器身は大きくなり、把手が付けられるようになる。鶏首が一般的の中、稀少であるが羊首も造られている。
活き活きとした表情の羊首が丸く膨らんだ胴にバランスよく装飾された大型品。釉面は青淡で滑らか、光沢に富んでいる。西晋時代の貼付文や透彫りなどの文様技法は東晋時代になると殆ど見られなくなり、弦文などの簡単な装飾となった。装飾工程を単純化して原価を下げるという生産体制の変化があったためであろう(褐色の斑文を施すことが多くなる)。羊首は胴部とは孔がつながっておらず、水注としての機能はない。

参照 : CC-229CC-222
● 時代 : 西晋時代(AD265〜317年)
● サイズ : 高さ 7cm× 径 16.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
西晋・東晋時代に浙江省を中心に生産された青磁には豚・羊・鶏などの家畜をその飼育設備である檻や柵と共に手捻りで表す作例が見られる。その造形はいずれも真にせまり、昔の江南の農業生活の一コマを巧みに映し出している。極めて丁寧に柵を透かし削りし、外をうかがう猪豚の様子が写実的にとらえられている。三国(呉)・西晋時代、中国南方における青磁は一つの頂点を極めた。生産量の増加・一般的となった質の向上・多彩な造形・装飾美の追及などに、当時の隆盛を見ることが出来る。磁器は既に社会の中流階級以上の人々の日用品となっていた一方では、このような高貴な人々の副葬用明器も焼かれていた。当時の荘園経済を映し出す器といえる 。「古越磁」と愛称でもって日本の愛好家に喜ばれるもの。
猪の生態を実によく掴んでいるだけでなく、小さいものに対する愛情が美しく滲み出ていて実に微笑ましい。当時明器焼造の世界では銅器模造の盛んな反面、こうした人間的な新しい境地が開けていたのを無視することはできない。

参照 : CC-120CC-106
● 別角度画像 → 裏側側面拡大底面 ● 別角度画像 → 裏側底面拡大

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