| ● 時代 |
: 五代〜北宋時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 5.3cm×口径 15.5cm |
| ● 価格 |
: \ 800,000 |
越州窯。
見込みには碗の縁に沿っていっぱいに長い尻尾を丸く巻く龍が円形に描かれ、間には雲文が陰刻される。外側口縁下には弦文の中に、内側口縁下同様瑞雲が刻される。龍の体表鱗の線刻も細く鋭い。晩唐の頃現れた刻花文の装飾は簡略で効果的に描かれ、その線は大まかであったが、五代になると刻花文が多いに流行し、モチーフも豊富になる。線も唐代に比べると著しく細いのが特徴。高台内長方形状目跡が4個見られる。気品のある淡い秘色青磁釉、厳格な文様表現、佳品である。類品に越州窯の世界的名品として知られるメトロポリタン美術館の「青磁龍涛文鉢」が有る。
参照 : CC-101 |
| ● 時代 |
: 南宋時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 2.7cm× 口径 12.4cm |
| ● 価格 |
: \  |
官窯。
咲き誇る一輪の花の姿につくられた盤。外側の6箇所を押し窪めて内面に稜線を浮き立たせているが、こうした文様を「出筋」と俗称する。深青色の釉が厚く掛けられ、大小の大は黒く、小は氷裂状の細かい貫入で覆われ、玉にも似た深い美しさをたたえている。高台も輪花形に丁寧に造られているのが珍しい。高台畳付きは露胎で赤褐色の胎土で「紫紅鉄足」の特徴を示す(幾分鉄釉を施している)。上海博物館蔵 哥窯にも同形品が知られる。
宋時代は陶磁器生産の最も充実した時代で、その頂点に位置するのが官窯であるが、官窯の実態はまだ不明な点が多い。丁寧な造り、安定した姿態は程よい緊張感を漂わせ、高台の入念な作法にも宋瓷の作風が濃く表われている。 |