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CC-262 CC-263

青磁唐子文盒

青磁龍柄天鶏壺
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 6cm×径 14.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
甲盛り状の蓋部全面に獅子上の唐子を刻花で明確に描き出す。
高台内は細長円状の目跡が5ヶ。釉色は「秘色磁」。端正な器形・厳格な文様表現・気品ある淡い青緑色の釉色が見事に融和している。

参照 : CC-246
● 時代 : 隋時代(AD581〜618)
● サイズ : 高さ 39.5cm×横 22cm×奥行 18cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
6〜7世紀頃の天鶏壺の優品。天鶏壺としては大型の部類に属す。鶏の頭は写実的で大型。嘴には小さな孔が開けられ注口となり、実用への配慮がうかがわれる。連結2本線で延び、3ヶの鋲が貼花された把手は、龍が瓶中を覗く形状で口縁を噛む。前後肩部にはU字型鋲止めが飾られる。長頸首には2本の突状帯が施され、肩部には2本の細線が刻されアクセントとしている。鶏首の羽毛線・龍頭の鬣線も丁寧に刻まれる。西晋・東晋時代(4世紀)江南で多く造られた小型鶏頭壺(参照:CC-222)は南北朝に入るとさらに大型化、江南だけでなく華北でも見られるようになった。全面均一滑らかに流れた釉も美しい。白磁同形品がAD608年李静訓墓から出土している。
香港著名収蔵家より懇願入手。

参照 : CW-058

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CC-260 CC-261

青磁鴛鴦形盒

青磁印花文双鳥紐蓋四耳壺
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 12cm×横 12cm×奥行 7cm
● 価格 : \

越州窯。
厳しく凛とした表情でもって泳ぐ鴛鴦を尾羽根の大きさを始めとして幾分誇張した表現で生き生きとした迫真の姿を造形されている。尾羽・胸毛には細線刻を施し、足・股の筋力も力強く造形されている。合口器身の立上がりの削りは直線的で鋭い。高貴女性の化粧・香料入れ。

参照 : CC-021
● 時代 : 西晋〜東晋時代(3世紀後半4世紀)
● サイズ : 高さ 16.5cm×径 17.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
戦国〜漢時代に長江流域で盛んに焼成された灰釉の磁器は、三国〜晋時代にかけてより精製され、後に古越磁と称される青磁へと発展していく。越州窯では日用の器物のほかに、墳墓に副葬するための明器や俑が作られた。鬼面にめぐる小さな菱文は、晋時代の越州窯青磁に独特の装飾で、型を器胎に当てて表したもの。
灰色のb器で、釉が滑らかに薄く掛かり意識的に鉄斑文が施され、意匠として一種の効果を上げている。
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CC-258 CC-259

青磁蓮弁文有蓋壺


紫紅釉擂座洗

● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 16.2cm×胴径 10cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
多重蓮弁を首部近くまで削り出し双耳を付けた洋梨型胴と、中央に六弁花を削り出した有環蓋を付ける下膨れ瓶。蓮弁・花弁には細線彫を施している。気品のある淡い青緑色の釉色が掛かる滑らかな青磁釉が、越州窯青磁の典型的な作風を見せている。高台内、蓋内側も総釉で共に細長い3つの目跡が見られる。
越州窯は唐から五代にかけて天下第一の名窯とされ盛んに青磁を焼き、北宋になってもなお焼造を続けたが次第に龍泉窯に移行していく。蓮弁文は仏教の影響を受け、南北朝に流行し始め、隋唐時期が最も盛んであった。
● 時代 : 金時代(12世紀)
● サイズ : 高さ 7cm×口径 18cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
鼓の皮止めの鋲を上下に打ち連ねたようなこの形を中国では鼓釘洗と呼んでいる。造形は端正優美で古朴典雅な趣をもつ。器体は緻密肉厚に作られ紫紅釉が掛けられる。鈞窯器の特徴の一つである「蚯蚓走泥文」と呼ばれるチリメン皺のような細かい貫入が見られ、底は醤釉で塗られ、10個の目跡が残されている。口縁の溝状部と底部際にはおのおの19と16の鋲釘が打たれている。底に器物サイズを示すとされる「十」の数字が刻まれている。
基礎釉は青磁釉であるが、底に銅紅釉を加えることによって釉調に特徴な変化を与えることが出来るが、これ程全体が美しく紅釉に発色している品も珍しい。こうした複数の釉掛けは宋・金代の青磁には見られないものであり、鈞窯独特の施釉法。制作年代も北宋説、北宋から金説、金説、元もしくはそれ以降と様々な説があるが現時点でははっきりしない。
鈞窯のうち古くから特に市価も高く、尊ばれてきたのは水盤・植木鉢の類であり本品もその一つ。筆洗・水盤のようであろうが遺品は少ない。宋時代徽宗治世の宮廷容器であり、宮廷内の様子を描いた絵画にも描かれた例がある。

参照 : CC-214
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CC-256 CC-257

青磁蛙形水盂

青磁熊形容器
● 時代 : 西晋時代(AD265〜317)
● サイズ : 高さ 5.5cm×横 8.5cm×奥行 7.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

この種の生物をかたどった器物は、一般の容器とは異なった造形感覚を示すもので、いずれも生き生きとした姿に作られている。蛙の形をした青磁の水盂は呉から西晋・東晋時代に見られる。呉時代の水盂は背中の中央に筒型の注ぎ口がついた品で、西晋時代になると背中の開口部は大きく広がる。頭部上に鳥頭が形成されているのが異形。青磁の硯と共に文房具として重要なもの。水面に遊ぶ蛙の様子を巧みに映し出している。

参照 : CC-008
● 時代 : 西晋時代(AD265〜317)
● サイズ : 高さ 14.5cm×横 13.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
全体が熊の形をした容器で、熊の頭頂部に平らになった開口部がある。水盂と考えられているが、この頭頂部に盤の付いた熊形の燭台の古越磁もしばしば見られるので、この熊形水盂も同様に盤を乗せて燭台として使われた可能性もある。うずくまる熊は右手に何かを持ち食べようとしている。細部の線刻は全体鋭く、青磁釉は厚く美しい。鉄斑をアクセントに飛ばす上手品。西晋時代に見られる造形的な特徴を備え、面貌は迫力がある。

参照 : CC-151
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CC-254 CC-255

青磁筆筒

青磁袴腰香炉
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 11cm×口径 11.6cm
● 価格 : \

龍泉窯。
幾分上に向けて広がり、口縁部は僅かに内側に抱え込まれた形式の円筒形筆筒。明るい天晴色釉が全体に掛かり、内側上方部は釉溜まりが帯釉となり変化を与え美しい。高台は極めて薄く形成され、胎土は白色。
南宋時代、文房具は筆洗・水盂等知られるが筆筒は稀少。文房具の優品を飾って鑑賞愛玩することは宋代文人の趣味生活であり、見識でもあった。宋代の文人は清雅な趣きを尊び、このような穢れなく・しっとりとした磁器を文房具にするのが流行りであった。官窯で同形品が知られる。

参考本
● 時代 : 南宋時代(1127〜1280年)
● サイズ : 高さ 12.5cm×口径 18cm
● 価格 : \

哥窯。
章生一・生二兄弟の焼いた窯と言われる。最近、浙江省杭州市の老虎洞窯址で哥窯が発見され、産地や編年についての謎が解かれようとしている。哥窯は網目のような貫入が黒く際立った青磁の一種であり、官窯同様青色と米色が知られる。
3ヶ所の稜線・口縁の作り等、非常に丁寧な作りで謹厳な姿に仕上げられている大香炉。胎土は細かく光沢があり、やや肉厚に成型され、米色の釉がかけられる。釉の膚は玉に似て湿潤、細かい貫入が走り、ほとんどは濃い鉄色、部分的に褐色。米黄色の釉面には大小の貫入が見られ、大きな貫入は黒褐色・小貫入は米黄色でまさに「金絲鉄綫」の言葉のように、両色が織り成す模様世界を構成する。脚背面には小穴が三つある。
口縁部は黒紫紅となり、胎土は醤褐色の「紫紅鉄足」の特徴を満たしている。独特な風格を持つ印象深い優品。我国には官窯の作品に比べ、哥窯作品はほとんど伝わっておらず、北京・台湾・故宮博物院・上海博物館で見ることが出来る。香港著名収蔵家旧蔵品。数年がかりの懇願で入手。伝世品。
黄金龍泉窯といわれる作品(参照:CC-108)ともおおいに異なる。中国科学院は龍泉窯黒胎青磁と比べ「これを倣官窯の製品と考える人がいる。その胎土の成分は北方窯のものに近く、一般の龍泉窯とは違いがかなり大きい。したがって倣官窯と考える説は根拠がある。」という見解を示した。かって哥窯青磁はその殆どが清朝内府旧蔵であり、乾隆帝の刻銘のある品が知られる。

参照 : CC-188CC-171CC-097
● 別角度画像 → 裏面内面底面 ● 別角度画像 → 裏面内面底面拡大

CC-252 CC-253

青磁葫蘆瓶

青磁飛鳳文盒
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 18.5cm×胴径 9.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
端正な瓢箪型に形成された粉青色瓶。無文としているため、かえって形姿の美しさが際立って見える。瓢形の龍泉窯青磁も類例はそれほど多くない。幾分重いが酒器に最適寸法。

参照 : CC-133
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 6cm×口径 13.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
蓋表中央に飛鳳と唐草文、周辺には放射状刻線が刻されている。秘色青磁といわれる釉肌。高台は撥高台で総釉、長方円状目跡が有る。CC-072 と同模様。
宋代に入って磁器は漆器にとってかわり、中国人にとって主要な生活用品となった。こうして陶磁業も活気に満ち溢れた繁栄の時代を迎え、磁器の窯は全国に広く分布し多くの有名な磁器の産地が生まれた。その中で最もよく知られたのが「五代名窯」であった。
婦女の化粧に使われる本品のような香料入れや紅入れも磁器で作られた。呉越国は中原地区に「青磁」として高級青磁を収める必要があった。それが原因で磁器の生産量が飛躍的に増え、越窯系の青磁の窯場も生産仕入れを引き受けた。
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CC-250 CC-251

青磁鎬文有蓋小壷

青磁鳥形合子
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 7.5cm×胴径 7cm×蓋径 7.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
胴全面に巾広の深い鎬文、蓋上には菊文を削り取って厚い釉を掛けている。鎬文の有蓋壺は南宋時代以来、大小種々形状作品が製作された。
● 時代 : 宋時代
● サイズ : 高さ 10cm×横 13cm×奥行 5.5cm
● 価格 : \ 150,000

越州窯。
体も線刻する水鳥。片胸羽先先端修理。

参照 : CC-021
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CC-248 CC-249

青磁輪花碗

月白釉瓶
● 時代 : 南宋時代(13世紀)
● サイズ : 高さ 6.3cm×口径 15.3cm×高台径 4.6cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
口縁を輪花形とする重要文化財「馬蝗絆」とほぼ同一作品。(馬蝗絆の寸法は高さ6.6cm×口径15.4cm×高台径4.7cm。釉色は胎土が白く釉が薄く砧色)。釉色は幾分緑が強い中国で言う翡翠釉であり、小振りの高台から口にかけて緩やかな曲線を描きつつ開いた姿も相まって美しい。
宋時代には輪花の碗や鉢が流行するが、端正な器形と口縁などに繊細な神経の行き届いた造作は宋人の好んだもの。丁寧な削りによる安定した肢体は、程よい緊張感を漂わせ口縁の刻みの入念な作法にも宋瓷の作風が濃く表されている。蓮弁文碗・天目形碗は多いが、この形状碗は極めて稀少。懐石の器として喜ばれる。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 21cm×胴径 11cm
● 価格 : \

鈞窯。
すらりと下膨れに伸びた玉壺春型の美しい形姿をしている。よくとけて透明な感じのする月白釉が全体を滑らかに覆っている。口縁外側の釉が紫褐色になるのは釉が流下して薄くなっているため。高台内にも釉が掛かり、高台の削りは鋭く形成される。北宋末の鈞窯の優れた遺例。鈞窯の磁器は釉薬の色の美しさを表現するために、表面には文様や装飾をほとんど施さない。
鈞窯は北宋期に創設され、北宋の後期には専ら宮廷に献上する磁器を焼き、その他は民間で使われる磁器を焼いていたことが近年証明された。北宋の滅亡後、各地に鈞窯を真似て磁器を焼成する窯が現れ、「広(広東)鈞」 「宜(宜興)鈞」 などの種類が生まれた。焔や火度の違いで色が複雑に変化するため、古来中国では鈞窯を区別して、天青・月白・灰緑・黒緑・葱青・茄皮紫・シュ砂紅などとよんでいるが、これは変化しやすいその釉色を形容した言葉。
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CC-246 CC-247

青磁双鳥盒

青磁水滴
● 時代 : 五代〜北宋時代
● サイズ : 高さ 5.5cm×径 14cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
蓋部の中央は平面で対の鴛鴦が、斜面部には唐草が箆彫される。釉調は青緑色の美しさで「秘色磁」」と称せられるもの。鴛鴦は常に2羽でいるといわれ、夫婦和合を寓意する文様であり、男女の情愛の深さ・子宝に恵まれることをも象徴して宋時代の陶磁に多く意匠されている。高台内は細長円状の目跡が4ヶ所あり、外広き大きな高台はこの時代の盒子の特徴。淡い蓬色で滑らかでしっとりした質感は唐代の越州窯が目指していた青磁の様式が一つの完成された理想的な姿に到達したものと感じられる。越州窯の盛期を示す優品といえる。秘色というのは庶民や家臣に使用を禁じたという意味ではなく、深遠な神秘的な色という意味で9世紀後半頃から呼ばれた。呉越王のもとでは、越窯青磁は朝貢用にも使われた。

参照 : CC-157
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 5cm×横 6.5cm×奥行 4.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
滴を少しづつ落とす水注の形をした水滴。青磁釉は明るく落ち着きのある発色であり、小品ながら厳しい造形をしている。

宋時代文人の机上を飾った文房具。鑑賞に足る文房具を飾って鑑賞愛玩することは文人の趣味生活であり、見識でもあった。秀でたものを集めて文房四宝と称して賛美した。

参照 : CC-221

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CC-244 CC-245

青磁唐子文碗

澱青釉把手洗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 3.3cm×口径 10.5cm
● 価格 : \ 130,000

耀州窯。
内面中央に童子を、四囲は蓮花で埋める意匠を片切彫りで表す。童子は蓮を採り、荷花の荷を転じた和(荷は和と音通)と童子の子をとって「子孫和合」、或いは引き続き子供に恵まれることを意味する「連生貴子」を寓意し、この時期に流行した文様。六方に刻みを付け輪花形。
耀州窯時期の印花文は宋代の印花磁器の中で最も群を抜いているといえよう。宋代耀州窯青磁独特のややくすんだ緑色を呈している。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 7.5cm×径 18cm×15cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
口縁をつまみ6弁の稜花形として取手を付けた筆洗。澱青釉を全体に掛け、口縁の稜部は釉が流れ褐色となり、青釉との対比が美しい。文房具としての用の為か紫紅斑も無く、失透釉の深い味わいが有る。鈞磁の基本的な釉調は青味を帯びた失透性の釉自体の使用は唐代に始まる。濃く発色した釉を天藍・色が薄くなるにしたがって天晴・自白と称し、独特の釉調から広く澱青釉とも呼ばれる。

参照 : CC-127
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CC-242 CC-243

青磁牡丹唐草文合子

青磁j形瓶
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 11cm×径 12.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
蓋面は幾分甲盛り状。中央部に牡丹文を刻花で、胴面は浮牡丹と間には獅子面が左右に貼花されている。蓋側面には16ヶ、下方には15ヶの捩り文鋲を貼花し、太鼓を表現している。このような形状作品は耀州窯・景徳鎮窯青花・定窯にも遺品があり、用途は囲碁合子。 釉色は粉晴色であり、釉の溜りが文飾全体に陰影・奥行を与え、目を射る美しさである。
青磁の釉色と質感の美の頂点をなすのは宋代の陶工が創造した龍泉窯青磁であり、それは天工を巧みに奪った人工の青玉であり、今でもなお我々をその美に傾倒させる。 近時の発掘によるものであり、過去には殆ど遺品が知られていない。 類品が、2005/9/19 サザビーズ・ロンドンに出品された。 重要文化財「青磁浮牡丹唐草文蓋物」も太鼓胴意匠で知られる。(参照(CC-227

参照 : CW-054BW-032 参考本
● 時代 : 南宋時代(13世紀)
● サイズ : 高さ 23cm×横 8.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
古代の祭器である玉jの形態を模した瓶。高台端部を除く内外全面にやや緑がかった青磁釉が厚く施され、型押しされた文様の凹凸に釉の濃淡が表われアクセントとなっている。南宋代には官窯で古代の青銅器や玉器を模した陶磁器が盛んに作られ、龍泉窯にもその影響が及んでいた。j形瓶はその典型的な例の一つで、南宋に始まり明代まで作られた。日本ではこの文様を易の占いに用いる算木に見立てて「算木手」と呼び、茶方では花生として特に好まれる。郊壇官窯でもこの形式の瓶は作られているが、それに比べると丈が高く細いのが龍泉窯の特徴。玉器を真似たのがjであり、銅器を真似たものには鬲・こ・管耳瓶などの器があり、龍泉青磁の技術上の成果が社会の各階層の愛好を受けたことを示している。
側面の算木文は型押し、円形の口縁は別土を付けて成型され、底は高台までを含めて入れ底風に作られており、製作の手間はかかっている。
韓国新安沖海底遺物にこのタイプの瓶は認められない。
● 別角度画像 → 側面内面底面拡大蓋部 ● 別角度画像 → 側面底面拡大

CC-240 CC-241

青磁鏤空筆筒

青磁鉄斑文高足杯
● 時代 : 金時代(12世紀)
● サイズ : 高さ 19.5cm×横 12cm
● 価格 : \ 問い合わせ

耀州窯。
太鼓状とした胴面に牡丹唐草を透かし彫りし、前後に兎と子羊を装飾する。上下には円形鋲文を貼り付ける。刻花は簡潔な鋭さが有り、その線は流麗で生き生きとしている。文人・士大夫の需に応じて造られたであろうが、親しみある図柄が好ましい作品としている。類品を見ない。
耀州窯が盛んになったのは北宋の中期からで、優品が造られたのは中期以降、特に末期であり、南宋即ち金になっても地方の民窯として命脈を続けた。耀州窯は生活用品をはじめとし盆・炉・香炉などの器物があり造ってない物は無く、器種がこれほど豊富な窯は宋代の同時期の窯にも多くない。
耀州窯はもともと黒釉磁を焼いていたが、南の越州窯青磁の技術を受け止め、北宋時代になって青磁窯に転じたと考えられる。花挿しとしての用も考えられる。
● 時代 : 元時代(14世紀)
● サイズ : 高さ 7.6cm×口径 9.4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
全体に濃く艶のある緑色に近い青磁釉が厚く施され、脚底部のみが赤褐色に焦げた素地色を見せている。鉄斑文は黒褐色から褐色へと変化して多く現される。
本来中国では酒器として高脚杯・馬上杯と呼ばれるものであったが、日本では小間の床を飾る小さな香炉に見立てられ、火屋を付けられて伝世している品が知られる。遺品は稀少。鉄斑が美しく配されている。

参照 : CC-144CC-181CC-010
● 別角度画像 → 側面底面拡大口縁 ● 別角度画像 → 側面内面底面拡大

CC-238 CC-239

青磁鳥文荷葉蓋付壺

青磁刻花双鳳文鉢
● 時代 : 北宋時代(10〜11世紀)
● サイズ : 高さ 12cm×胴径 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
胴部は木瓜型に刻みを施しそれぞれの区画に蓮花・鳥文を、荷葉型蓋は葉脈を細い線彫りで描く。高台はいわゆるバチ型高台。総釉で小目跡が4ヶ残る。越州窯は北宋時代に入ると浮彫りや線彫りなど様々な技法を駆使、多様な文様装飾が施されるようになり秘色青磁といわれる釉肌も完成させた。深みを帯びた灰緑色の細かな味わいを持つ優れた釉色であり、玉器を手本として展開した事が良くわかる。
極めて薄造りで軽量、毛彫りの技法も越州窯最盛期の技の冴えがうかがわれる優品といえる。
● 時代 : 五代時代(10世紀)
● サイズ : 高さ 8.8cm×口径 21.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
天目形に鋭く広がる深鉢で、木目の細かい淡い灰色の素地にこの時代の越州窯の特徴とも言える灰緑色の釉が全体に薄く施されている。内側面に一対の鳳凰が鋭く、口縁内に雲文がそれぞれ細かい線彫りで描かれている。外側全面には多重蓮弁が太い線で強烈に彫られる。
灰緑色の釉が半磁器質の胎を覆っているこの碗は、いわゆる「秘色青磁」の作品。秘色青磁は越州窯の位置する浙江省で呉越王銭氏が貢品として焼かせた器。秘色青磁の早期作品は晩唐期に建立された陝西省扶風県法門寺の地下宮殿から十数点発見されている。 越州窯タイプの「原始青磁」」は古くは浙江省で殷時代から造られており、中国で初めて高火度で焼成された陶磁器といえる。越州窯は青磁釉器を生産し続け、10世紀頃にはこの技法は最高の段階に達し、北宋時代に入っても焼造は行われている。しかしまもなく青磁の主流は龍泉窯に移行していく。
高台内は長方形状4ヶの目跡がある、秘色青磁の完成度の高さが知れる作品。向かい合う鸚鵡の文様は唐時代に流行したモチーフの一つ(正倉院宝物 「螺鈿紫檀阮咸」 が知られる)。

参照 : CC-186
● 別角度画像 → 裏面内面底面拡大蓋部 ● 別角度画像 → 側面内面底面拡大

CC-236 CC-237

青磁香炉

青磁貼花花文杯
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 15cm×口径 11.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

官窯。
青磁を主とした宋代の官窯器は玉に似た質感で、「類氷」と賛美された郊壇下官窯(杭州郊外外鳥亀山麓)で焼成されたもの。玉に迫る湿潤な色沢を西周時代の青銅鼎を模して作られた造形であるが、均衡のとれた器形は南宋の特色をよく示している。ことにゆったりとした作行きには、一般に官窯といわれているものの特徴がうかがわれる。荒く細かく二重貫入の生じた釉は酸化した為淡褐色に焼き上がっている。滋潤で粉青色とは違った独特の味わいがある。高台畳付は醤褐色。哥窯にも同型品が見られる。
郊壇官窯は胎土は黒灰色から黒褐色を呈し、胎はかなり薄い。釉はかなり厚く施されており、粉青・炒米黄(米色)などの多くの種類の色調が知られる。器形は盤・碗・洗などの一般的なものの他に、商・周・秦・漢の古銅器や玉器をまねたものが多いが、これはあきらかに北宋の徴宋皇帝が提唱した彷古復古の気風の影響を受けたもの。
● 時代 : 南宋〜元時代
● サイズ : 高さ 3cm×口径 7.2cm
● 価格 : \

龍泉窯。
内底面に五花形の花文を貼花。四囲を五弁輪花とする。釉色は青味の美しい砧手。小品ながら安定した姿体・品の良さには宋瓷の作風が濃くあらわれている。五弁・六弁輪花は宋時代に大流行、碗や鉢に多用された。
酒盃最適寸法。
● 別角度画像 → 側面内面底面拡大参考本 ● 別角度画像 → 内側底面拡大

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