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CC-234 CC-235

月白釉瓶

青磁縞文杯
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 26.5cm
● 価格 : \

鈞窯。
中国で「胆式瓶」と呼ばれるすらりと伸びた玉壺春型の瓶は、北宋期の繊細な造形から展開したもので頸がやや太く、広い口縁部は頸からほとんど直線的に伸びている。濃い青白色の白濁性の釉が総体に施され、冴え渡る月の光を思わせる。ゆったりとした張りを持ち、北宋風の端正な作風を示す。類例の少ない鈞窯器の優品。世界的絶品とされるデビッド・ファンディション蔵「澱青釉紅斑瓶」は下がって金時代の作品。鈞窯の釉色は天青・天藍と称され、色の淡いものは月白釉と呼ばれ特に珍重される。これは釉中に含まれる微量の鉄分による発色。近時洛陽郊外墓出土。
このような作品を今入手できる幸せを感謝したいものだ。清朝陶磁の投機に浮かれる人々にはこの深い美はわからない。宋磁こそ人類がかって生み出した最高の美術品といえよう。北京故宮博物院に同品が知られるが、本品の方が一層釉色は美しい。
東京・戸栗美術館も近年類品を購入している。

参照 : CC-173 、 東美特別展カタログ
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 2.7cm×口径 8.2cm
● 価格 : \ 60,000

龍泉窯。
浅い平杯。体側は荒い蓮弁文が施されている。釉色は明るい青緑色。酒盃として使用された。日本伝世品。
● 別角度画像 → 底部口縁拡大参考本 ● 別角度画像 → 内側底面拡大

CC-232 CC-233

澱青釉紫紅斑瓶

青磁八角印花文字文盒
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 28.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
すらりと伸びた頸と真直ぐな高台のこの形を玉壺春という。瓶は内外総体に淡い灰青色の乳濁釉が掛かり、紅色から紫色へと変化した斑文が散在、浮び上がる。器底にも釉が施されているが、畳付きは釉をふき取って露胎とした素地が褐色に焦げている。厚みのある器物を焼くのに適した鈞窯の素地にとって、このような優美な形姿のものを造ることは容易ではなく、従ってこの形は他の宋時代の磁器に見られるが鈞窯では珍しい。紅斑文はまだ釉が乾かない内に酸化銅を塗って得られるもので、元時代の龍泉窯飛鉄斑の装飾技法に通じる(古くは古越磁の漢時代から使われてきた)。紫紅斑の得も言われぬ幽玄な色合いはこの上もなく魅力的。世界的至宝、デイヴィッドコレクションの鈞窯澱青釉紅斑瓶とほぼ同寸法。
紅斑文のある鈞窯は一般に金・元の間の製作と考えられているが、姿の良さから見て金代でも早い時期の製品。
近時洛陽近郊墓より出土。欧米に流出寸前落手。
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 3.5cm×横 8.1cm
● 価格 : \

龍泉窯。
八角形状の蓋上面、中央は花文を囲んだ鈕、四囲には「高甲登科・琴樵書硯」の文字が貼花であしらわれている。蓋と身のそれぞれの合わせ部分と外底面が無釉で、内面は施釉されている。
「科挙試験に受かって地位を得、琴棋書画を嗜む身となる」の意味。類品を見ない。
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CC-230 CC-231

青磁菊貼花文盤

青磁龍文水注
● 時代 : 南宋〜元初時代
● サイズ : 高さ 3cm×径 15.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
見込みに菊花を貼花。露胎のため赤褐色に焼く「火石紅石」という技法でもって造られている。鋭い造型は金属器を思わせる。澄んだ天晴色の青磁釉が美しい。南宋の都が置かれた臨安(杭州)では菊の品種開発が進み、菊花で作った塔や町並みや楼閣などがにぎやかに展示されたという。

参照 : CC-152CC-145CC-136
● 時代 : 五代時代(10世紀)
● サイズ : 高さ 11.5cm×横 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

越州窯。
円球を押し潰したような形状の胴部には前後に波濤の上を駆ける2匹の龍が箆彫・線彫され、六面取りの注口が付く。被蓋鈕は水上を滑る鴛鴦が表現されている。キメの細かい灰緑色の釉が全体に薄く施されている。越州窯系の器は早くは殷時代から浙江省で生産されてきた。完璧とされるのは主に10世紀の製品、いわゆる「秘色青磁」の作品といえる。
龍の表情は凛々しく、生気に溢れて雄輝な気分に満ちている。注口の六面・取手表面・肩部の四囲には花唐草文が細かく線刻されている。俗に水注と呼んでいるが当時は酒注として用いた。底部は全面施釉・高台内に長円形の目跡が5つ残る。
北宋時代に入っても青磁焼成を行っていた越州窯は、まもなく青磁の主流は龍泉窯に移行していく。この釉色は秘色瓷と呼ばれていたことがわかるが、初めは秘色というのは庶民や家臣に使用を禁じたという意味ではなく、深遠な神秘的な色という意味で9世紀後半頃から呼ばれていた。類品を見ず初出資料。
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CC-228 CC-229

青磁刻花蓮弁文碗

青磁鉄斑文鶏頸壺
● 時代 : 南宋時代(14世紀前半)
● サイズ : 高さ 7.2cm×径 14.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
外反する口縁、帯状部の下には蓮弁の全形と先端部分が交互に廻って刻花で装飾する。釉調は天晴釉であり澄んだ透明感有る青色が美しい。龍泉窯が南宋官窯に倣って、独特の透明な砧青磁を焼き始めるのは12世紀末頃からであるが、もともと官窯青磁は文様を器の表に表す事を好まなかった。そこで砧青磁もおのずと無文が基本形態となったが、控えめには文様は施されている。蓮弁文様はその代表的な文様の一つ。見た目より随分軽量であって、すっきりとした姿に重みを感じさせるところが、砧青磁ならではの味わい。
● 時代 : 東晋時代(AD317〜420)
● サイズ : 高さ 22cm×横 19cm
● 価格 : \

越州窯。
かって見ない新資料が出土。コレクターにとって嬉しい発掘状況であるが、それにしても珍しい品である。
取っ手は怪獣が伸びた形で形成。鶏首の後と把手の後に把手を合わせ拝む坐人物を、肩部の前後には獣面と鳳凰を貼花する。鶏首は写実的であり注口から水が出る構造。坐して祈る人物は幾分下がる三国(呉)〜西晋時代の神亭壺(穀倉)の飾りとして知られるが、鶏首壺には見ない。当時の来世観を示しているのであろう。肩には幾条もの弦文と2種の印花文を施し、怪獣と盤口縁には計算された配置で鉄斑が飛ばされ、底裏を除いてオリーブ色の青磁釉が厚くかかり美しく魅力的な堂々とした存在感ある品としている。 豊かな江南の生活を彷彿とさせ、かつ陶工の美的創作技がうかがわれる作品といえる。鶏頭壺は南北朝時代に入るとさらに大型化し、江南だけでなく華北でも見られるようになる。古代中国には東南方に桃都という巨大な木が生えた山があり、樹上には天鶏がいて日の出の時に最初に鳴き、それに続いて天下の鶏の鳴き始めるという伝説がありこの伝説の天鶏をモチーフとしている。龍の寝そべる形状の把手は青磁虎子に知られる。
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CC-226 CC-227

青磁刻花牡丹文鳳尾尊

青磁浮牡丹文蓋物
● 時代 : 元時代(14世紀前半)
● サイズ : 高さ 52cm
● 価格 : \

龍泉窯。
口頸部がラッパ上に開き・肩が丸く・胴は裾にかけて窄まっていく形式の瓶は、宋時代の瓶花の盛行に応じて創作された。龍泉窯でも南宋〜元時代にかけて、大作から小さいものまで作られ、貼花・刻花の技法で器面が装飾されることが多い。本品は胴に向背して旋回する蔓草を廻らし、牡丹花も四つを交互に向背して置いている。龍泉窯によくある文飾ながら大変丁寧に仕上げられている。本品が入念の作であった事は、頸に置かれた折枝文の澱みの無さ・胴裾に彫り出された蓮弁の鋭さ・規則正しさからもうかがえる。釉は青緑色がちの美しい色。文飾の凹凸の差や胎の厚さの違いが釉層の厚薄を生じさせて、釉の色味が深かったりして特有の効果を表している。圏足畳付は露胎、褐色の火色をあらわし特に釉際は火色が強い。
広い寺院などで用いるのを目的として作られた器であり、我国ではばん阿寺蔵の対瓶が重要文化財指定されている(足利義満によって寄進されたと伝える)し、称名寺の一対も知られる。
又、英国デヴィド財団蔵の類品は泰定4年(1327年)の年号が刻してある。類品は韓国新安沖引揚げもあり、14世紀前半に焼造されていた作品と知れる。
CC-212 の盤と共にインドネシア某寺院に伝わった物で、まさに「テンプル瓶」といわれるとおり寺院に献納されたもの。この種多くの瓶に見られる入れ底式でなく、元時代に入って幾らも経たない作品と思われる。
● 時代 : 南宋〜元初時代
● サイズ : 高さ 19.5cm×横 2.4cm
● 価格 : \

龍泉窯。
鼓胴を模った身に、浮き出たような牡丹の唐草文様を表し、同じく蓋表にも浮牡丹文様を付け、細い花弁の花文用を鈕とした蓋物で、稀に見る装飾的華麗な作品。ことに胴に貼付された牡丹唐草の文様は描いたように暢のあるおおらかさを持ち、明時代のそれのように形式化していない。このように牡丹など花鳥の文様化は宋時代に究極的に完成されたとも言え、名物裂でも宋代と見られるものには同じような美しさを認めることができる。牡丹の花や葉は型で作ったものだが蔓は捩土で、文様の生き生きとした気分は巧みな蔓のあしらいから生まれる。
熟練の技術は蓋の牡丹に最も良く示されている。花の芯を表したと思われるそれは全体のおっとりとした造りに、思いがけない軽さや華やかさを添えている。蓋の縁は無釉であるが、銀覆輪があったと知れる痕跡から本来は覆輪を施して用に耐える造りとなっていたと考えられる。釉色は青緑色であり、文飾全体に陰影や奥行を与える効果を生み、龍泉青磁ならではの美しさを作っている。

知られる同品は、もと鴻池家伝来の水指で静嘉堂蔵の重要文化財としてあまりにも有名(本品には後世の覆輪が蓋縁に施されている)であるが、他に同品が2点程知られているのみで、貴重な資料といえよう。
近時南京郊外墓出土。
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CC-224 CC-225

紅斑青釉瓶

青磁七宝繋ぎ文盒
● 時代 : 金時代
● サイズ : 高さ 19.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
全体氷裂文が入り、暗青色の釉の一箇所に紅斑を施す。この形は他の宋時代の磁器によく見られるが、鈞窯では少ない。紅斑文はまだ釉が乾かないうちに酸化銅を塗って得られる技法で、漢の時代から使われてきたが宋・元の時代の鈞窯で好んで用いられている。鈞窯製品は初期のものは底部まで全面施釉されるが、時代が下がるに従って、高台部付近が無釉となるのは鉢・盤等と共通。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4.8cm×径 8.5cm
● 価格 : \ 150,000

龍泉窯。
ほぼ平滑の蓋上部には七宝繋ぎ文が整然と刻される。掛けられた淡い青緑釉による濃淡の階調が美しい。全体に氷裂文が入る。時代が下がって明末の龍泉窯では盒は多く造られた。化粧用器あるいは文房の一器として用いられたのかもしれないが、江戸時代の茶湯では型物香合として格付けし、賞玩した。
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CC-222 CC-223

青磁鉄斑文鳥首壷

天藍釉環耳洗
● 時代 : 東晋時代
● サイズ : 左-高さ 11cm、右-高さ18cm
● 価格 : \ 問い合わせ ( 右は

越州窯。
東晋時代になると鶏首壷の形にも変化が見られ、一般に壺身は大きくなり鶏首も頸から上が表され、その嘴も尖った形から円筒形となり、又把手が付けられる様になる。前部に鶏首を据え、対称の位置に把手を付け、形に双耳を飾り、一条の弦文が施されている。
青磁釉が掛けられ、褐色の点彩が加えられているが、これは東晋時代に流行した装飾方法。全体の造型は厳しく引締まり美品。
注口と胴とは穴が貫通していないのが天鶏壺の特色で、本来実用の器でなかったことを示唆しているのが一般的であるが、本品は貫通しており、実用酒器と見られる。南北朝時代に入るとさらに大型化し、江南だけでなく華北でも見られるようになる。同一陶工の作であろう、同墓出土品。

参照 : CC-141
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4cm×口径14.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
底部に目跡が3個残り、大きく開いた口部を持つ鉢形円底の洗。口縁片側に鶏冠上の張り出しを付け、その下に環形の耳を付けている。均整の取れた美しい姿は精細な成形によって達成され、総釉の天藍色も艶やかな光沢を見せている。北宋早期の鈞窯を代表する作品であるが、鈞瓷では類例の少ない品種。この形状、伝世品には窯変の例は見ず、天藍・粉青・月白のみとされている。
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CC-220 CC-221

青磁有蓋小壷

青磁水滴
● 時代 : 南宋〜元時代
● サイズ : 高さ 5.5cm
● 価格 : \ 130,000

龍泉窯。
大作が横行した元代の龍泉窯でも小品は欠かせない製品の一分野であった。どんなに小さくても時代の風格を失わないのが中国陶磁の特質であって、この小壷の抑揚の強い姿にも元時代の力強い作風が宿っている。やや径の大きい共蓋がいかにもユーモラスであるが、全体のまとまりは破られていない。茶入れとして伝来する寸法。

参照 : CC-168
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 4.5cm×13.2cm
● 価格 : \

龍泉窯。
西洋梨型の水注。潤いのある粉青色の釉がかけられる。「明窓浄机」という文人の書斎に相応しい作品。
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CC-218 CC-219

青磁碗

青磁輪花洗
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 6cm×口径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
頭に被る笠に見立てて斗笠碗と呼ぶ形。「雨龍」の銘を持つ我国伝世の青磁碗と同形式の青磁碗。極端なほど高台が小さく、薄く削り出され一直線をなして開く形は南宋時代の造形性は北宋時代の様式を一方ではさらに尖鋭化したといえるもの。釉は天晴色であり、やや緑みもさしている。13世紀の作品。韓国新安沖遺物に大量にこのタイプの碗は含まれていた。

参照 : CC-170CC-156
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 4.5cm×13.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
外側面に2本の筋文を施し、立上がりの低い盥方の器、洗である。口縁の外側で六方に刻みを付けて輪花形にし、青磁釉をたっぷりと施してある。青緑色でしっとりとした釉色は、内外ともに目を射る美しさである。南宋官窯にも同形状品は知られるが、宋磁特有の端正な美しさを備えている。中国で言う粉青色でやや藍色がかった明るい青緑色を呈している。龍泉窯と官窯との作風の類似性と相違性についてはまだ判然としないことが多い。金沢市立中村記念美術館蔵の同形品(高 8.1cm×口径22.9cm)銘青海波は重要美術品として知られる。口縁六方に刻みを入れ、輪花とするのは宋時代青磁・白磁作品にまま見られ、重要文化財「馬こう絆」青磁碗も六方の刻みが入る。美しい粉青釉が厚く掛けられているが、このように釉を厚く掛ける技術は南宋官窯からの影響。

参照 : CC-056CC-179
● 別角度画像 → 内面底面 ● 別角度画像 → 内面底部拡大

CC-216 CC-217

青磁瓜型水注

青磁袴腰香炉
● 時代 : 宋〜元時代
● サイズ : 高さ 7cm×横 11cm
● 価格 : \

龍泉窯。
一般に瓜型と言うが、かぼちゃの形を造形している。上下型合わせで成型、小品乍ら造形の厳しさが見られ、机上の文房具水滴に最適。景徳鎮青白磁にも作品は見られる。

参照 : CC-031
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 13cm×16.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
青銅器の鬲の形を模した香炉。口縁を平たく折り、直頸で肩から胴は鼓状、乳形の3足で受ける。肩部に突線をめぐらせ、胴部から足にかけて3本の突稜、いわゆる「出筋」文様を施している。古雅荘重な趣のある器形で丁寧な作調を示す。
粉青釉で片面幾分窯変黄色。脚の後面に小穴が付けられるのは焼成の空気穴。我国には青磁香炉の伝世の優品が多く、浮き牡丹・竹の節・一重口・口寄・千鳥など様々なものがあるが、重要文化財指定袴腰香炉は2点。出光美術館蔵品と円覚寺蔵品。
袴腰香炉には大中小様々な大きさがあるが、本品はやや大型の部類に属する。小型品は日本の茶の湯で珍重されている。

参照 : CC-103CC-007
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CC-214 CC-215

紫紅釉葵花形盆托

青磁刻花牡丹文瓶
● 時代 : 元〜明時代
● サイズ : 高さ 5cm×口径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

鈞窯。
鐔縁とした口縁をはじめ全体を葵花形にした浅目の盤。平底に如意頭形の3足が付く。口縁と器身に刻み目を入れ、その間を凹曲線の輪部に作って全体を一輪の葵花の形に仕立てている。
古撲な品格の器形、丁寧な製作で器面を覆う紫色の窯変は艶やかな肌と鮮麗な色彩で目を奪う。巧みな構成と意匠の作品。底に「八」の刻記があり、同類の「八」の刻字を持つ花盆の盆托として使用したもの。
内面底には「蚯蚓走泥文」が浮き上がり、鈞瓷窯変釉の魅力が遺憾なく発揮されている。鈞窯で銘を持ったものは全て北宋後期の宮廷用器物であったとする説もある。鈞窯の銘に最も多いのは一から十までの数字であるが器物のサイズと関係があり、一が最大であり十が最小のものであることを意味している。
6区か12区に割った蓮華状の鐔縁盤の釉色はおおむね内面が天青・器表を濃淡の窯変紫色釉に掛け分けられるのがこの品種の特徴。

参照 : 東京国立博物館 広田不孤斉コレクション 鑑賞陶器編
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 13cm
● 価格 : \

耀州窯。
胴部に片切彫りで牡丹文を表現する酒器として適当寸法の中国陶磁は少ないもの。
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CC-212 CC-213

青磁花卉文十六稜形盤

青磁貼花蝶文盒
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 8cm×径 46.5cm
● 価格 : \

龍泉窯。
大型の稜花盤に花卉の図を大きくあらわし、深い緑色の青磁釉が厚く掛けられている(梅子釉)。稜花に沿って盤の立ち上がりの部分も蓮弁風に凹凸をもって仕切られる。この原型はまた景徳鎮窯でも青花磁器にも見出すことが出来る。美しくむら無くとけた青磁釉にそこはかとなく浮かび上がる図様は縹渺な気分に包まれ、趣致も麗しい。
このような40cmを超える青磁大判はイスラム圏に向けて数多く輸出された。これだけの大型品の製作は、成形と焼成の熟練された技術と共に、龍泉窯青磁に使われた胎土のこしの強さがあって可能だった。釉中の気泡は蜜であり、貫入はない。高台内は和状に釉を剥いである。インドネシア某寺院旧蔵品。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4cm×径 8.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

龍泉窯。
藤実形合子であり、蓋上面に蝶が肉薄の貼花で大きくあしらわれている。梅子釉が美しく格調高い作品。蝶文合子としては五代の「貼花白磁蝶文合子」が知られるが、龍泉窯瓷は初見。薬・化粧料などを入れ、身辺で用いたであろう愛らしい親しみある作品。全体に氷裂文が入る。

参照 : CC-147CMー042

● 別角度画像 → 平置き底面拡大 ● 別角度画像 → 拡大内部底・蓋面

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