| ● 時代 |
: 唐時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 43cm×横 13cm×奥行11.5cm |
| ● 価格 |
: \  |
静かな笑みをたたえた丸顔で、右手に鳥をとまらせる樹下美人式型づくりの俑。胸元までの裾の長いスカートは黄釉、短めのチョッキは緑・白釉で彩られ、一際大きく左右に突き出し高く結った髷は大きなリボンで花結びされている。大きく先の反った沓先は緑釉・白釉が掛けられ、髻と眉・眼には朱彩が施されている。今に残るこれらの遺品から、鳥・狆などを富女子の間ではペットとしたことと知れる。
瑞々しい表情と気品に溢れ、鳥が顔を見やる表情も生々とする造型は極めて魅力的である。豊満な女性の容姿が好みとなった盛唐期には、ゆったりとした服飾が流行し始め、中唐以後はその傾向は一段と進んだ。俑は唐墓の墓室を華やかに演出するためになくてはならないものであり、貴族・官僚の喪葬にあたっては必要な三彩の明器がけん官署から供給または下賜された。つまり冠位によって唐三彩明器の数を制限されたと考えられている。
唐代婦人の髪形と服装を研究する上でも貴重資料。女俑中の優品というべきであろう。近時洛陽郊外墓出土。
参照 : CS-105
参照本 : 中国古陶磁 上 |
| ● 時代 |
: 唐時代(7〜8世紀) |
| ● サイズ |
: 高さ 26.5cm×径 13cm×奥行 8.5cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
二つの型を合わせて作られた扁壺形の鳳首水注。片面に鳳凰、片面には獅子に乗る人物を表わし、地は魚子で埋める。口縁はやや外に開き、鳳首が付く両目を見開き前方を注視し、長い嘴は鉤状に曲がり、珠を銜えている。羽毛が巻き、頸部はやや細く、胴部は扁円形で高い揆状の高台を持つ。肩から鳳頭にかけて下端がパルメット風に広がった環柄で繋がる。胴部片面の窓内には霊芝の上に立って飛ぼうとしている鳳首を描き、周囲には宝相華を散らして主文様を際立たせている。反面の文様は獅子に乗り疾駆する昆崙奴。ほとんどの鳳頸瓶の表裏文様は、鳳鳥と弓を射る馬上人物であって、獅子に乗る胡人は稀少図柄。鳳首水注には胴が卵形をし、その胴に宝相華文や花文をぎっしりと飾ったもの(参照:CS-104)と型作りの扁平な胴のもの(参照:CS-091)がある。前者の水注は初期の三彩であり、意匠も力強いものが多い。
三彩水注はその姿が示すようにこの時期の陶器では一際西方の工芸の影響を強く受けており、施釉・貼花文もエキゾチックな意匠が多く、唐三彩の器の中では最もエレガントで魅力に富んだ一群といえる。三彩の発色は明るく美しい。近時洛陽郊外墓出土。
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