白磁 Page8Page7Page6|Page5|Page4Page3Page2Page1
CW-119 CW-120

白磁刻花魚文盤

青白磁刻花牡丹唐草唐子紋輪花碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 2.5cm×径 21.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯。
定窯は華北の白磁を代表する名窯であり、窯は河北省曲陽県澗磁村にあったし、小山富士夫が発見したことで知られる。紙のように薄い鋭利な器形とクリーム色の温雅な釉色をもって宋代の端厳な焼物の様式を象徴する存在となっている。僅かに黄みを帯びた透明釉が掛かり、優美で稀品有る味わいを供えており、大きく片切彫りと毛彫りをあわせて魚藻文がいかにも手馴れた手法であらわされている。定窯最盛期とも言われる北宋時代末期の作品。
焼成の際の必要から口縁の釉が拭き取られるが、使用のときの感触をやわらげる為に、補強も兼ねて覆輪が嵌め込まれるのが常であった。覆輪は近時装着。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 8cm×口径 22cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
流暢な刀法で3唐子・唐草を刻花する。唐子と唐草の彫り文様は、様々なヴァリエーションはあるものの、この時期の青白磁によく見られる意匠。早いタッチの彫りには手馴れた技が感じられ、釉調も美しい。高台内墨文字銘「邱」。
景徳鎮は北宋に入って突如その存在が知らされる。「青白磁」の出現である。高嶺山のカオリンを最大の武器として「軽きこと羽毛の如く、薄きこと紙の如し」と賛美された。

参照 : CW-076
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CW-117 CW-118

青白磁唐子牡丹文碗

白磁瓜形水注
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5.8cm×口径 17cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
流麗な片切彫りで、相向かう唐子と牡丹文が緻密に配される。厳しい造型の天目形で僅か口縁が外反りとなり、高台は小さい。凛と張り詰めた緊張感・美しい釉調・全体から醸し出される高度な美観は、北宋様式の頂点をなす作品と言え逸品である。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 13.5cm×横 14cm×奥行 8.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮枢府窯。
段差をつけた瓜形胴に、頂上の珠を追う龍首把手と水注が付く。胴面の前後には稜花形、中には樹間の鳥を、頂部前後には「枢」と「府」の文字を印花する。高台に貫通する孔が開けられ、内部中央に向かって突起状となり、水注へのずぶ浸けで内部に水を注入する仕組み。枢府窯は元朝の進御器とされ、必ず枢府の字号を入れたとされ、用命があると製陶し、なければ止めたという。表面全体風化による白濁点が見られる。

参照 : CW-040
● 別角度画像 → 側面底面側面 ● 別角度画像 → 裏側側面底面拡大

CW-115 CW-116

青白磁花紋盒

白磁刻花牡丹唐草文瓶
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 5cm×径 7.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
側面を菊花九区に分け、上蓋面には大きな花弁と小さな花弁を貼花でもって装飾する。釉溜まりの濃淡が全体に美しく見られる。婦女子の化粧具に相応しい。
● 時代 : 南宋〜元時代
● サイズ : 高さ 30cm×胴径 19cm
● 価格 : \ 問い合わせ

3区に分けた肩部・裾部は捩り蓮弁文と蓮弁文、胴面は牡丹唐草文を力強く豪快に彫り出している。深い彫りは文様をくっきりと立体的に表わしいかにも印象的であり、削りの深浅に溜まる空色の濃淡があちこち見られ美しい。元代に入っても景徳鎮では青白磁の焼造は続いており、元青花の出現を予感させる。
● 別角度画像 → 外側拡大内側 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面

CW-113 CW-114

白磁蓮弁文碗

白磁刻花牡丹唐草文瓶
● 時代 : 北宋時代(11〜12世紀)
● サイズ : 高さ 9.5cm×口径 14.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯。
牙白釉が全体に掛かり、側面には蓮弁文を力強く片切彫りする。玉を思わせる練ったりと潤いのある肌によく溶けた透明釉があちこちに釉溜まりとなり、涙痕を造って美しい。近時覆輪を装着。

参照 : CW-049
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 14cm×胴径 8.3cm
● 価格 : \

定窯。
胴面一杯に牡丹唐草文を刻花する。「涙痕」が胴面上から下へと流れる。小品勿ら端整な造形が格調ある。酒器徳利寸法に適であることも嬉しい。

参照 : CW-086
● 別角度画像 → 内側拡大底面 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底面

CW-111 CW-112

白磁瓜型盒

青白磁唐子枕
● 時代 : 北宋時代(11〜12世紀)
● サイズ : 高さ 6cm×径 8cm
● 価格 : \ 130,000

定窯。
ゆったりとした瓜型に形成し、合口には丸鋲を貼花している。定窯初期の作品は木を燃料として還元炎焼成されたため、冷たい灰白色の釉だが、10世紀後半頃から石炭が燃料として用いられるようになり、牙白色の透明釉が掛かる。
● 時代 : 南宋〜元時代
● サイズ : 高さ 14.5cm×横 18cm×奥行 12cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
寝そべる童子に蓮弁茎の扇形台を取付けた枕。枕座は唐草を毛彫。唐子の形象は子孫繁栄、特に多男子の願いが込められており、枕に相応しい意匠といえよう。
陶枕は磁州窯系での製作が最も多いが、白磁・定窯系でも作られる。唐末以来、陶磁の枕が多々出土し、身近な生活用具の常として祭器などには無い自由な意匠が楽しめることから、早くから蒐集の対象とされている。

参照 : CW-069
● 別角度画像 → 裏面拡大底面内側 ● 別角度画像 → 裏面拡大底面上面

CW-109 CW-110

白磁刻花蓮花文輪花盤

青白磁双鳳凰文碗
● 時代 : 北宋時代(11世紀後半〜12世紀初期)
● サイズ : 高さ 4cm×口径 18cm
● 価格 : \

定窯。
口縁近くまで大きく片切彫りで蓮花が表わされている。内面は牙白釉、背面は柿釉が施される稀品。
北宋前半の定窯白磁の彫文様は、浮彫り風蓮弁などが中心であったが、後半になると浅い箆彫り風の刻花文に変わってゆく。この時期に特有の流れるような箆彫りで蓮花文が表わされている。柿釉は定窯の他、耀州窯・磁州窯系の諸窯等でも焼成されている。銅覆輪は近時の装着。
● 時代 : 北宋時代(11世紀後半〜12世紀初期)
● サイズ : 高さ 4.5cm×口径 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
口縁下は雷文が帯状に巡らされ、内面には相対する飛翔鳳凰・瑞花が印花される。印花は厚くくっきりと明確に表現されている。
影青特有の釉溜まりが鮮やかで美しい階調をなす。透けるほど生地は薄い。銅の覆輪は近時の装着。
● 別角度画像 → 裏面拡大側面 ● 別角度画像 → 裏面拡大側面

CW-107 CW-108

白磁暗花龍文盃

白磁銹花龍文龍首浄瓶
● 時代 : 明・成化時代
● サイズ : 高さ 4cm×口径 4.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
外壁には龍を2匹。釉は慈潤で玉の質感を持つ。
底裏には郭をとり、その内に「大明成化年製」の楷書銘。

参照 : CW-101
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 41.5cm×胴径 15.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯。
細長い頸部と胴体からなり、頸部の中央には鍔縁があり、注口は龍首形を呈している。鉄絵で珠取龍を大きく胴面に表わす。白磁器面を薄く削り取って鉄絵を浮き出すようなされている。
同形の白磁浄瓶が1969年、定州市北宋時代の搭の地宮から出土しているのが知られる。

参照 : CW-102CW-097CW-062CW-059
● 別角度画像 → 銘部底部 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底部胴部参考本

CW-105 CW-106

白磁犬

白磁線状文乳釘碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 6cm×横 7.5cm×奥行 3cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
焼き上がりがよく、厚く美しい青白磁の釉調を呈している。一瞬の愛らしい造形を捉えている。宋赤絵同様、玩具であろう。
● 時代 : 晩唐〜宋時代
● サイズ : 高さ 8cm×口径 8.5cm×胴径 9.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯 。
7個の乳釘と呼ぶ小丸貼付文を肩部に付け、下方は柳斗文様といわれる円心円の筋目を前後に線刻する。白釉は内面と肩部に掛け、柳斗文部は無釉。簡素な品格が有る作品。
桃山時代作品「瀬戸擂座茶入」は、これを倣している。

参照 : CW-077CJ-035
参照本 : 楊州館蔵文物精華
● 別角度画像 → 裏・後面拡大底部 ● 別角度画像 → 裏側拡大底部内側

CW-103 CW-104

白磁三足水盂

印花魚文盃
● 時代 : 唐〜宋時代
● サイズ : 高さ 3.5cm×胴径 5cm
● 価格 : \

5本の筋目を入れた胴に三足が付き、白釉が掛けられる。水滴として、女性の化粧品.・香料入れの利用が考えられる。白磁は漢時代にその萌芽があるようだが、隋時代にはすでにある程度まで完成した。唐時代に至ると明らかに青磁と対等の存在になった。唐時代に青磁を焼成した窯場はおおむね南方地区、それに対して白磁の窯場は北方をその主要な場所としている。いわゆる「南青北白」が認められる。
唐時代に白磁を焼成した窯場のなかでは、ケイ窯が最も代表的で中心地であった。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 4cm×横 11cm×奥行 7cm
● 価格 : \

定窯。
魚棠式の深碗見込みには、魚とビーズ状模様が型押しされる。金属器を燃したもので、荷葉形托上に乗る杯が唐時代金属器に知られる。白い素地にやや灰色みのある透明釉がかかる。白く澄みわたる白磁は、宋代陶磁の中でも一際清冽な味わいを誇るが、その白磁を代表する定窯の作品は雅味ある滋潤な釉調であり、温和な趣をもつ。魚文は中国では吉祥文としての工芸品の意匠に採用された。酒或いは茶を満たした時、あたかも水中に魚が遊泳するかのように見えるという趣向を意識したのであろう。高台も楕円形に作られている。晩唐時代の三彩でも類品が知られるし、上海博物館に類品が蔵される。
● 別角度画像 → 裏・側面拡大底部上部 ● 別角度画像 → 裏・側面内側底部参考本

CW-101 CW-102

白磁脱胎暗花龍文杯

白磁銹花蓮池魚藻文豆形枕
● 時代 : 明・成化時代(1465〜87年
● サイズ : 高さ 4cm×口径 4.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
永楽年間に創始され成化年間に完成された白磁脱胎作品。伝世品は台湾・故宮博物院など世界に数点であり、これらの器底には「大明成化年製」の青花銘であるが、本作品は「天」銘、白抜き。
持っただけで割れてしまいそうな胎の厚さは0.6ミリ。その薄い胎壁に細い針の先で精緻極まりない龍文が隠し彫りされている(暗花と呼ぶ)。ぴんと跳ね上がったヒゲの先、鱗の一片ずつなどルーペではっきり見える。まさに絶技である。
1980年代の初め頃から、景徳鎮珠山路の道路工事中に御器廟の窯址や宮窯製品の廃棄跡が発見されだし、永楽・宣徳・洪武・正統・成化年間などの官窯製品が続々と出土した。宋時代の青白磁、元時代の卵白釉磁(枢腑磁と一般に称する)の伝統を継承しながら完成されたのが脱胎磁といえる。CW-084 と同墓出土品。
康煕時代にも CQ-082 のような脱胎作品が造られているが、さらに薄い成化年間の技術には驚く。
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 12.3cm×横 23cm×奥行 17.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯。
庶民が支持した陶器としての磁州窯・定窯を表現できる作品群として陶枕がある。陶枕は人が実際に眠る寝具であり、そこにはこれを使った人々の嗜好が反映している。意匠に込められた人々の願いを想像すると興味尽きないものがある。

参照 : CW-050
● 別角度画像 → 「天」銘龍文底部 ● 別角度画像 → 裏・側面拡大底部上部

CW-099 CW-100

青白磁印花花鳥文鉢

白磁刻花蓮花文盤
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5.7cm×口径 18.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
見込み中央には鳥花、側壁には雷文線の下6条の区画線内に盆栽花。花瓶花が交互に緻密明確に表出されている。
銅覆輪は近時装着。

参照 : CW-090
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5cm×口径 19.2cm
● 価格 : \

定窯。
同時代と比定される漆器にも見られる折腰形と呼ばれる形式。内面一杯に刻花で蓮花を表す。手馴れた力強い熟練片切彫りは生き生きとした表現としている。
薄造りの器は北宋時代後半から南宋時代にかけて上流生活の好みを示すものであり、高台の畳付の部分に釉がかけられているということが貴家の調度にふさわしい作法であった。

参照 : CW-079
● 別角度画像 → 側面拡大底部 ● 別角度画像 → 側面拡大底部

CW-097 CW-098

白磁黒掻落し龍文盤

白磁印花牡丹文盤
● 時代 : 宋時代
● サイズ : 高さ 3cm×径 23.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯。
定窯白磁に鉄絵で龍と瑞雲を表現し、鱗・髭等に刻線文を加えている。気品ある飴色に近い色合いは気品があり、素地は純白。これに透明性牙白色の白磁が薄く掛かる。裏面の全体に鉄釉を掛け、伏焼きのため口縁部は露胎。近時発掘による新資料。覆輪は近時装着。

参照 : CW-062CW-059
● 時代 : 北宋時代(11〜12世紀)
● サイズ : 高さ 4cm×径 22cm
● 価格 : \

定窯。
口縁から降りてきた線が腰の所でかっきりと段をつけて折れ曲がり高台に繋がるこういう腰折れ盤は、磁州窯の白無地にまま見られるが定窯では少ない。明瞭な牡丹花文がその折れ目をまたいでびっしりとつけられている。刻花に見えるほど明瞭であるが印花、すなわち型押しで文様を押捺した作品。内側面は6区に別け、それぞれに牡丹花を装飾する。こういうスタンプ法はフリーハンドの彫りよりたやすそうに思えるが、実は高度な技を要する。外型の内面に密着させた盤に文様を沈み彫りにした陶製の内型を圧しつけるわけだが、定窯の胎は薄いから強く圧しすぎれば膚が切れ、弱ければ文様の出方が不分明となる。平均した力で程よく圧さなければこのような鮮明な仕上がりにはならない。花・葉の表には細かい脈が浮く細密さには驚かされるものがある。少しも乱れたところが無く、印花の作例としては一流の品。禁中の御器に相応しい品格のある優品。
涙痕と呼ばれる釉だまりが認められる定窯は唐に始まるが、白磁を焼成するようになったのは近くのケイ州の影響を受けたからである。当時、ケイ州窯の名声は天下に轟いていたため、定窯及びその他の窯場が相次いでケイ州窯を真似たのは自然のことであった。しかしのちに定窯は盛期を迎え、ケイ州窯は衰えることとなった。宋代になると人々は定窯を知るのみでケイ州窯の存在は忘れてしまった。定窯系の諸窯は確実に自らの製陶技術と風格を造りだして行ったのであった。端正で雅な印花の定窯器は確かに陶磁器芸術の中で貴重なものといえよう。
● 別角度画像 → 側面拡大底部 ● 別角度画像 → 側面拡大底部

CW-095 CW-096

青白磁観音坐像

白磁鉄彩文硯
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 25.5cm×横 10cm×奥行 7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
純白の胎土で堅く焼きしめられた観音像。全体美しく青白釉が掛けられ、凹凸によって濃淡のガラス状となり影青特有の鮮やかな効果を上げている。
頭にいただく宝冠には蓮座に結跏趺座する仏像をあらわし、髪は4房に分かれて肩に流れ、手指は印を結び、眉間には白毫が点じられる。左右の唐子は観音を拝み、片方には水瓶、片方には瑞鳥が観音両脇に装飾される。礼拝を目的として作られたもの。僅かの損傷も見られないのは近時発掘の賜物。前後の合わせ型で、頭は差し込み式で造形されている。

参照 : CC-115
● 時代 : 南宋時代
● サイズ : 高さ 2cm×径 9.2cm
● 価格 : \ 50,000

景徳鎮窯 。
正方形厚板を円形に抉り、表面上を格子状線刻し、一角に注口を形成する硯。表裏全面白釉を掛け、四角には鉄釉を飛ばし装飾する。硯というよりは墨池の役をした品かも。墨の使用跡が見られる。
● 別角度画像 → 裏・側面拡大底部 ● 別角度画像 → 底部拡大上面

CW-093 CW-094

白磁印花牡丹双鳥文輪花杯

白磁印花蓮花双魚文碗
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 3.9cm×口径 9.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯 。
素焼きの印模に押し当てて、器体表面に印花装飾をする。口縁下には雷文を巡らせ、見込み中央には花、器側面には双鶴と牡丹を密に写しとっている。口縁は六弁輪花で釉薬は掛からない。
小碗ながら、定窯らしい気品と牙白色磁の魅力を存分にたたえた作品。酒盃に適する寸法の定窯作品は稀少で、我国では特に好まれる。印花が強く明瞭のため、釉色に濃淡の色合いが出て魅力ある作品としている。杯寸法となる定窯作品の市場価は高い。

参照 : CW-067
● 時代 : 南宋時代(13世紀)
● サイズ : 高さ 6.2cm×口径 15cm
● 価格 : \

景徳鎮窯 。
見込み中央に双魚、内側面6条の区画線内は蓮花文で埋められている。口縁は幅広く無釉(芒または口禿と呼ばれる)。銅製の覆輪を施して使用した。
口禿の技術は、口にリング状の窯道具を当てて重ね焼きする方法で、もともと定窯で発達。景徳鎮窯では北宋代末頃に導入され、南宋代後期から元代(13世紀)に盛んとなる。
● 別角度画像 → 内側拡大底部 ● 別角度画像 → 底部拡大口縁

CW-091 CW-092

白磁八稜長頸瓶

白磁龍首水注
● 時代 : 宋時代
● サイズ : 高さ 17.5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯 。
碗・盤・瓶などを、六・八に陵・輪花することは宋時代に好まれ流行した。

参照 : CW-075
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 19.5cm×横 16.5cm×奥行 13.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯 。
龍が口を大きく開け、天を向く龍首口と尻尾が把手の水注。宝珠鈕と被せ蓋が伴う。獅子鈕蓋水注はまま知られるが、龍首口の作品は稀少。定窯・越州窯に幾分省略された龍首口作品が知られる(参照:CW-041CC-192 )。上流貴族が用いたもので、北宋期に始まった器型。当時の墓壁画・絵画に使用の様がうかがわれる。龍首形の注口は祖形となった銀製・青銅器の名残りであって、宋磁の完成度の高さ・品格をしみじみと感じさせる。均整のとれた緊張感ある造形は北宋時代最盛期(北宋時代中期〜後期)の作品。
金属器とは異なった優しさと伸びやかさを備えている優品であり、北宋の国力を誇示しているようでもある。

参照 : CW-024
● 別角度画像 → 底部拡大口縁 ● 別角度画像 → 裏側上部拡大底部

CW-089 CW-090

白磁印花牡丹文碗

青白磁印花双鳥文盤
● 時代 : 北宋時代
● サイズ : 高さ 5cm×径 11.8cm
● 価格 : \ 問い合わせ

定窯 。
見込中央に7弁花、内側面には雷文の下牡丹唐草文を印花する11世紀後半、片切彫の文様表現に少し遅れて印花装飾が行われるようになる。緻密な文様は明確に表出されている。
薄作りで極めて軽量。覆輪は近時装着。

参照 : CW-067
● 時代 : 北宋時代(11世紀)
● サイズ : 高さ 3.5cm×口径 15.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
見込に双鳳凰と唐草、側面は雷文繋ぎと3重蓮弁文を型押しする。細微緻密な型押しはくっきりと明確に表現されている。口縁は芒口または口禿と呼ばれ、口にリング状の窯道具を当てて重ね焼きする方法で、もともと定窯で発達したもので、景徳鎮窯では北宋時代末頃に導入され、南宋代後期から元代(13世紀)に盛んとなる。器壁は薄く光が透け、歪みも無いのは胎土が粘り気を持ち細密の景徳鎮土がそれを可能にした。定窯同様、景徳鎮窯においても方切彫より型押し文様の上作は類が少ない。北宋時代の特別の工人が造ったもので、その以前にも以後にも見ることの出来なかった青白磁窯芸の秘趣を語ると言えよう。北宋時代、景徳鎮窯の青白磁は広く多くの人たちに好まれ、これを写した窯が華中・華南各地に起こっている。陶磁器の世界でのその歴史の長さ、多種多様性、そして格調の高さにおいて中国陶磁器に優るものはないと実感させる優品。
覆輪は近時装着。
● 別角度画像 → 平置き拡大底面 ● 別角度画像 → 平置き底面拡大

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