元〜明の染付 Page9 | Page8 | Page7 | Page6 | Page5 | Page4 | Page3 | Page2 | Page1
CB-190 CB-191

白呉州煎茶碗6客

青花円面硯
● 時代 : 明末時代(17世紀)
● サイズ : 高さ 4cm×口径 6.3cm
● 価格 : \

景徳鎮民窯。
素文の温かみのある白磁であり、胎にも程好い厚さがある。白呉州・白南京・白建・白高麗と称された古渡煎茶碗。
古桐箱添。
● 時代 : 明時代(16世紀)
● サイズ : 高さ 3cm×径 10.2cm
● 価格 : \ 40,000

景徳鎮窯。
側面は七宝文繋ぎと「状元及盆」、底裏は算木文が描かれる。形状は明〜清時代の実用硯であり、硯面はよく使用されている。

参照 :CB-102CB-011
● 別角度画像 → 全体拡大桐箱 ● 別角度画像 → 裏・側面上面底面拡大

CB-188 CB-189

青花琴棋書画文壺

青花菊花文水注
● 時代 : 明時代(15世紀前半)
● サイズ : 高さ 55cm×胴径 34cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
空白期といわれる正統(AO1436〜1450)頃の作品。古来、高士の風流事として尊ばれた琴・棋・書・画の四芸を描く。この四芸は宮廷女性の嗜みでもあった。太湖石で書画を区切るが、その側に表わされた雲形は雲堂手の由来である。雲堂手は15世紀中頃に生産されたと考えられるが、この作品の特に丁寧な筆使いや形に表わされた4種の切枝風唐草、裾の芭蕉文などに永楽・宣徳青花の趣が濃厚にみられ、雲堂手の初期の作品といえる。戸栗美術館に同手品が知られる。

参照本 : 平凡社版 中国の陶磁G 元・明の青花
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 13.2cm×横 13cm×奥行 7.5cm
● 価格 : \ 200,000

景徳鎮窯。
この形の水注は東南アジアに多く輸出されたが、ほとんどは景徳鎮窯製品ではなく、中国南方窯の作品。本品は景徳鎮窯製。
小品といえども大器の緊張感を保つのが中国陶磁の魅力。少し青味を帯びた白磁上に強い藍の発色が美しい。

参照 : CB-074
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CB-186 CB-187

青花龍文碗

青花龍文瓢瓶
● 時代 : 明・宣徳時代(1426〜1435年)
● サイズ : 高さ 7.5cm×口径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
宣徳年間は短期間であるが質の高い青花が大量に焼成された。宣徳年間後半には「大明宣徳年製」という銘が描かれる。鋭い爪を揮う気迫に満ちた波間の龍が波涛上に、内面にも龍文が描かれる。
高台内には二重輪の中に「大明宣徳年製」の六子款を二行に記してある。染付の色・むら・濃い斑点など宣徳時代青花の特色を見せている。明初期の洪武・永楽・洪煕の元号を記した作品は、まだ一点も見つかっておらず 大明宣徳年製 、これが初めてであり、御器廠が宣徳帝の時代に設けられた説の有力な根拠。宣徳帝の治世10年間が明文化の黄金時代であった。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 37cm×胴径 19.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
全器面を装飾する七区に分けた胴部には龍文、頸部には牡丹唐草文を主模様とする。隙無い空間を埋める文様構成は確かなデッサン力であり、龍は動感に溢れ、藍の発色がこよなく美しく元時代後期の元染付の魅力を発散する。
しかし宋磁の単色美のイメージがまだ強烈であった時代には、白磁に絵を描くなどとんでもないことと思われていたのであろう。明初になってからでも ― 青花・五色花、ある者は俗なること甚だし・・・・という考えがあった。洪武20年(1387年)に曹昭の書いた「格古要論」の景徳鎮の項にみえる。
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CB-184 CB-185

青花龍文高脚杯

青花人物文玉壺春瓶
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 12cm×口径 12cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。


参照 : CB-080
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 23.5cm×胴径 12.5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
玉壺春とも呼ばれる器形で、宋・元時代から流行し明・清時代にも見られる器形。 元曲に題材をとった2人物を区割りせず器面一杯に描く。ペルシャ方面から輸入したコバルトによる濃い青藍色の青花。荘重端麗な図様は元磁の風格を見ることが出来る。宋が蒙古のために滅ぼされて、漢民族が一時潰滅した元代にかかる重厚な焼き物が作られたことは寧ろ意外である。

参照 : CB-103
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CB-182 CB-183

青花鳳凰文水注

青花蓮池魚藻文龍首獅子鈕水注
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 10cm×横 11cm×奥行 10.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
胴面前後には鳳凰と瑞雲を、把手には唐草文、注口には宝珠文、蓋には瑞雲を青花で描く。把手の下端には2個の、上部には丸鋲が付けられている。幾分青白い釉肌に濃いダミを発色する青料は濃艶で美しい。インドネシア出土品。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 19.5cm×横 15cm×奥行 9.4cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。


参照 : CB-164
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CB-180 CB-181

青花藍地牡丹文壺

青花人物文獣耳瓶
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 14cm×胴径 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
藍色の地に白く文様を浮かび上らせる手法には2種類ある。一つは藍釉を掛ける方法、もう一つは青花手法で地を掛ける方法。主文様が白抜きで表わされるので、それが印象を強めることとなる。
蓋は荷葉脈・紐を青花で描く。呉須の発色は鮮やかである。

参照 : CB-100CB-171
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 25.5cm×胴径 11cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
胴面には元曲に題材をとった騎馬人物文が濃い青藍色の青花で描かれる。左右には環を噛む獅子面が貼花される。
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CB-178 CB-179

青花人物文稜花大盤

青花一閑人鉢
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 6cm×径 39cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
稜花式の盤心には囲碁をす高仕と鶴と遊ぶ童子を。さらにその周縁部を牡丹唐草文・波涛文が重ねて取り囲む。絵文様がダイナミックに冴えた藍色で、白磁にくっきりと描かれるのは元青花ならではの魅力であり、この盤はそれを余すことなく伝え、景徳鎮の元代青花の絵画のレベルを物語っている。珍しい図柄といえよう。
近時南京郊外墓出土。
● 時代 : 明 天啓時代(1621〜27)
● サイズ : 高さ 17.7cm×胴径 8.5cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
一閑人の名は口縁に貼り付けられた人形から出たもので、祥瑞反鉢が特に知られる。嘉靖時代青花一閑人火入れの遺品は東京国立博物館蔵、広田松繁。松永安左ェ門氏寄贈の2点があるが、古染付の遺品は極めて少ない。底銘は「大明成化年製」。見込み・外側面は山湖舟図。人物の顔は無釉で表情が生き生きとしている。青磁一閑人は蓋置・盃など青花より遺品は多いが、茶味があることにより喜ばれる(二閑人・三閑人も有る)。日本からの注文によって景徳鎮で焼かれ輸入されたもの。懐石の器として愛でられる。
細川子爵家旧蔵の伝世品。貼札
● 別角度画像 → 側面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面内・底面拡大共箱

CB-176 CB-177

青花牡丹唐草文梅瓶

ち龍貼花青花蓮池水禽文瓶
● 時代 : 明時代初期(15世紀)
● サイズ : 高さ 30cm×胴径 17.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
梅瓶と呼ばれる形式の瓶。梅瓶は盛酒器として宋時代から生産され、明時代になると宋・元時代の細長い造形から重厚で安定感に富んだものになる。この瓶は文様を3層に分けているが、肩の上部から口部にかけては描かれていない。この部分は被蓋で覆われる。
釉薬の流れに伴なって文様が幾分滲み、ぼやけた調子となっているが、このように焼成火度が完全に掌握できていないのは、永楽時青花磁の特徴の一つでもある。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 17.7cm×胴径 8.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
南船北馬といわれるように、南方では水路が毛細管のようにつながっていて一般の生活でも水に親しむことが多い。国都が北から南に移ると絵画の題材に魚藻や蓮池水禽文など水に関するものが増えたのは当然であろう。

参照 : CB-112
● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大

CB-174 CB-175

青花龍文壺

釉裏紅鳳凰文瓶
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 23cm×胴径 26cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
春に深い淵から踊りだす龍は天空を駆け巡り、春を謳歌する。晩唐五代の9〜10世紀にこの絵画を絵師達が確立した。燃え盛る火焔宝珠があり、かっての「珠を守る龍」は「龍を持て遊ぶ」龍に変化している。元時代の後半、14世紀初頭に発明された画期的な青花磁器はそれまでの造形とフォルムが根本的に変わり、文様は絵筆を用いて極めて厳しい構図をひき、鬼気迫る峻厳な意匠を完成させた。東京国立博物館に類品が蔵される。

参照 : やきもの図鑑E 中国陶磁
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 31cm×胴径 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
釉下に絵筆で文様を施す技法が景徳鎮に現れる、それが釉裏紅。器面を区画し、密に模様を配するところなどはすでに元青花の文様構成になっており、元様式の突如たる出現は釉裏紅でこのような段階を経てこそ獲得されたものであったろう。翼を広げて飛翔する鳳凰・牡丹唐草文など筆の運びが流暢で軽やかであり、洪武の新様式。
● 別角度画像 → 右側・裏面左側底面拡大内側 ● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大上部

CB-172 CB-173

青花牡丹唐草文壺

青花人物文扁壺形水注
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 16.5cm×胴径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
主文様に牡丹唐草文、頸部は菱文、下の装飾体には唐草繋ぎ文、パルメット蓮弁文を描く。牡丹唐草文は大輪の花をいくつかの角度から見た姿を繋いでいる。牡丹花が富貴と反映を象徴する吉祥文様であることは良く知られている通り。
幾分青味を帯びた釉肌に、青花の濃淡が美しく映える。14世紀になってからの完成した青花磁器の様式の器々は、それまでに無かった精巧さと生気を見せ、中国陶磁史の上では唐三彩とならんで期を画した新技法であり、国内はいうまでもなく遠くペルシャ・トルコ・南海の諸国・日本の人々の目を引き付けた。製作者達の新技法に対する興味と工夫が絵付の隅々に表され、その昂揚とした創意がやがて明初の青花に昇華する。原型は宋代にあり、水・酒を貯えた壺。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 20cm×横 20cm×奥行 5.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
片面の主文は蓮花を鑑賞する高仕と付き人・唐子。周囲は二重圏の中に菊唐草文繋ぎ、注口・把手・頸部は唐草文、横腹部は牡丹文が装飾される。

参照 : CB-072
参照本 : 2005年9月香港クリスティズ
● 別角度画像 → 裏・側面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大

CB-170 CB-171

青花兎文長頸瓶

青花龍文象耳瓶
● 時代 : 明末時代
● サイズ : 高さ 14.3cm×胴径 7cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
阿古陀(瓜)形とした胴面3ヶ所には開光式(窓絵)内には兎が、長頸部には梅花が描かれる。

参照 : CB-090
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 51.5cm×胴径 16cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
デイヴィド財団の青花龍文象耳瓶一対の頸部に「至正十一年(1351)」の紀年銘があることから、元時代における青花磁器の存在が実証され、初期中国青花の様式研究が緒についたモニュメンタルな作品が知られる。八区に分け、牡丹唐草文・芭蕉文・鳳凰文・牡丹唐草文・龍文・唐草文・牡丹唐草文・雷文を密に描くのは同様であるが、主文の龍文様はデイヴィド瓶と相違し、暗花に似た龍文を白抜き、地を青料で塗り潰すことにより、一段と重厚さ・生動感溢れる作品としている。双耳は象耳。青料は濃艶な青翠で、釉の濃淡は深く艶やか。
この器形の遺品は、酒会壺・梅瓶等に比べて稀少。大型品は特に対で寺への寄進がなされることがあったとデイヴィド瓶の銘文からもうかがえる。胎は硬く緻密。

参照 : CB-143
参照本 : 世界陶磁全集L 遼・金・元
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CB-168 CB-169

青花花卉文承盤

青花魚藻文碗
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 3cm×径 19cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
中央に杯あるいは小碗を置く。窪みを設けた稜花縁の受け皿(托)中央に牡丹花、その周囲に菊花唐草文を配し、側壁に蓮花文を描き、外側面を蓮弁文で飾る。
力の漲る稜花型の縁作りに、この時期の特色が見える。小品ながら実用と装飾性を完全に備えた作品。惜しい事に内面立ち上がり部に窯傷が巡り、青花の発色がねむい。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 6.8cm×口径 13.7cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
内面中央には水草の中を泳ぐケツ魚、口縁には唐草繋ぎ文を、外側面には主文様として水藻と姿態の相違する3種の魚6匹を密に描く。端反りの碗。
● 別角度画像 → 裏面側面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面内側底面拡大

CB-166 CB-167

青花魚藻文獣耳壺

青花人物文壺
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 12cm×胴径 12.5cm×奥行 10.7cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
頸部は唐草文、肩部は蓮弁文、主文様には前後水藻と魚を描き、左右には獅子面が貼花される。白地の青みがかった白を「アヒルの卵色」といい、この色は薪の窯以外では出せず、石炭や石油で焼いたものとは全く違うという。

参照 : CB-116
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 21cm×胴径 21.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
当時流行した元曲に題材をとった漢武帝と文官の作品であり、壺の全面に各場面が展開されている。頸部は波頭文、肩部は牡丹唐草文、裾部は便化花文が描かれる至正様式で、これによって本器の時代位置を明確に決められる。こうした画題は西方向けではなく、中国国内の富裕層に求められたものであり(実際中国での発掘が殆ど)、人物は生き生きとしており、景物の配置も適切であり、生動感に富む。当時の陶工たちの絵画レベルを示している。うっすらと青みがかった胎釉に溶け込んで濃淡の濃い青花が鮮明に映える。溢るるばかりの充実感と悠容せまらぬ安定感の中に雄大な元磁の風格を見ることが出来る。

参照 : CB-138
● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面内側底面拡大

CB-164 CB-165

青花蓮池魚藻文龍首獅子紐水注

青花菱花口龍文盤
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 19.5cm×横 15cm×奥行 9.4cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
長く湾曲した把手と長く伸びた注口が付く水注。総体は金属器の水注を摸倣したもの。把手の上部には龍頭が付き、注口は龍頭で形成され、獅子紐が伴なう。下部胴部は水草の中に3匹の魚が、肩部は牡丹唐草文が、長頸部は日本の出筋が形成され、上から仰覆の如意頭文・七宝繋ぎ文・ラマ式蓮弁文を。把手・注口部には連続唐草文を青花で描く。龍首部の髭・眼・鰭んど陽刻である。細密な描写、手の込んだ細工と類品を見ない佳品である。少し青みを帯びた白磁上に濃淡のダミが鮮やかで、元青花の魅力を発散する。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 1.7cm×径 17cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
内面一杯に玉追い龍が、平縁には唐草文が幾分青みがかった生地上に、濃艶な青花で描かれる薄作りの皿。

参照 : CB-136CB-072CB-070
● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面拡大

CB-162 CB-163

青花蓮池水禽文獅子鈕壺

青花鹿文稜花皿
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 29cm×胴径 14.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
胴上部には青海波と蓮華と仰覆如意頭文を、下部には蓮池水禽文を描き、蓋部はラマ式蓮弁文の獅子鈕が付く。元青花磁の魅力であるペルシャ方面から輸入された鉄分を多く含んだコバルト使用による「濃み」という濃淡も現れ、空間を残さない密画も格調高く魅力的であり、隙の無い文様構成は元時代後期の特色(14世紀後半の元青花黄金期の作品)。
鴛鴦は愛情の忠貞・婚姻の円満・夫婦の和睦を象徴。夫婦の喩えであり、「鴛鴦貴子」は夫婦思愛・連生貴子に喩える。
香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CB-049
● 時代 : 明末〜清初時代(17世紀)
● サイズ : 高さ 3cm×径 20.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
俗に南京染付けと呼ばれる。稜花形に型打ちした皿で、見込みに松・竹林の中に鹿を描く。松・鹿は白抜き、周囲を濃厚な青料を吹青技法で装飾。口縁は緑紅と呼ばれる鉄釉を施すのも南京染付の特色。白地と青色とのコントラストが美しい洒落た感覚のものであり、日本の初期伊万里に影響を与えている。古染付とは青花の顔料が違って、紫色っぽい紺色となっているのも南京染付の特色。鹿は「禄」に通じるので俸禄を得ることの寓意である。
底は「大明成化年製」の追銘。
● 別角度画像 → 側面裏面底面拡大 ● 別角度画像 → 側面裏面拡大

CB-160 CB-161

釉裏紅魚藻文壺

孔雀緑釉青花魚藻文盤
● 時代 : 元末〜明初時代
● サイズ : 高さ 20cm×胴径 22cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
立ち上げ肩部は菱文、裾部はラマ式蓮弁文、中央胴部は蓮池魚藻文で装飾する。水草や蓮花の生える水中を遊戈する大魚5匹の姿をゆったりとした筆さばきで描きつけている。蓮池魚藻と呼ばれる図柄は宋時代以来中国陶磁が最も愛好したものの一つ。釉裏紅は素地に銅を呈色材とする顔料で文様を描き、透明釉を掛けて焼いたものであるが、銅は安定性のうえでコバルトより劣るため、この時期の釉裏紅の発色は一定しないのが普通であり、この作品は均一な発色は良であろう。

参照 : CB-130
● 時代 : 明・宣徳時代
● サイズ : 高さ 5cm×口径 20.3cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
明の宣徳時期は宋代磁器の緑釉の黒味がかった青緑色を脱し、孔雀の羽のような翠緑の麗しい色調に達した孔雀緑釉を焼成した。この盤は孔雀緑釉を青花の上に掛けたもの。青花を用いて輪部を描いた魚藻文が黒色に変わり、黒と緑が重なって釉色と文様が巧みに結合し格別の味わいが出ている。4尾の魚は、青魚・白魚(似鯉)・鯉・ケツ魚(川メバル)。これらの魚名の各音は「清白廉潔」に通じ、その意を表している。

参照 : CB-105
参照本 :
上海博物館・中国美の名宝 B
 東西交流と皇帝の文化 〜元・明・清の陶磁器

中国美術全集B 工芸編 陶磁V
● 別角度画像 → 側面裏面上部底面胴面 ● 別角度画像 → 銘部側面内側胴面

CB-158 CB-159

青花蓮池水禽文水注

呉須菊鷺香合
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 29.5cm×横 20cm×奥行 13.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
瓢箪形の胴部・首部には蓮池水禽文を主文とし、上下には八宝文とラマ式蓮弁文を装飾する。注口には宝珠文、把手には唐草文を描き、頂上に宝珠を取り付ける。蓮の花が咲き誇る池の中に、一番の鴛鴦が向かい合っている。明らかに夫婦和合を寓意する文様である。景徳鎮で青花磁気の焼造が本格化したのは元時代後期のことであり、蓮池と鴛鴦の図はこの時期の青花時期に好んで描かれている。子孫万代の繁栄を寓意する瓢箪は、優美・端正な品格ある造形としている。

参照 : CB-133
● 時代 : 明時代(16〜17世紀)
● サイズ : 高さ 3cm×径 4cm
● 価格 : \

ショウ州窯。
周囲を呉須で菊の花のようにとり、甲上部に草花の門に立つ鷺を描く瀟洒な感じの小香合。元時代に始まる蓮池水禽文の流れの絵付けであろう。ほの暗い小さな茶室には清清しく写り、アクセントとして重要な働きをする。類品香合はインドネシアで多く収集され擦れ・かせの多い品が多いが、本作品は美品。ショウ州窯は産品中の普通品は内地用となり、またはインド・タイ・インドネシアなどに輸出した。呉須赤絵の産地の一つでもある。白抜きの鷺文香合は、香合香付では西四段目・第五位に位置づけられている。
● 別角度画像 → 側面裏面上部底面胴面 ● 別角度画像 → 側面上部底面

CB-156 CB-157

青花蓮池水禽文遊環双耳瓶

青花蓮池水禽唐草文碗
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 33.8cm×横 14.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
角形の耳に遊環が付き、裾部高台が高く大きい下膨れ形長頸瓶。古銅器を写した形であり、力強く堂々とした造型。胴面には蓮池水禽図を描き、器面・角耳・不遊環と空間を濃い青花で密に装飾する。青藍色の青花は胎釉に溶け込んで色調は極めて鮮明。この青料は恐らく西方渡来のスモルトであろう。宋が蒙古の為に亡ぼされて漢民族の文化が一時潰滅した元代に、かかる重厚端整な焼物が造られたことは寧ろ意外である。
獣耳遊環の双耳瓶は元時代に盛行したが、遊環を焼成するのは難しく、遊環の完好遺品は少なく発掘の賜。元青花らしい濃密な文様構成がとられている。明代の官窯銘の中でも宣徳銘はずば抜けて端整能筆である。
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 5cm×口径 9.5cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
外側面は二段とし、上段は牡丹唐草文、下段は便化花弁文を、見込みには蓮花鷺鳥文、口縁部は唐草文を描く小碗。「毛詩義疏」には「鷺は水鳥で白色を好む清潔な鳥だから白鳥ともいう」と記し、鷺は吉祥の鳥。蓮は「花の中君子」であり、吉祥の花である。
● 別角度画像 → 側面角耳胴部底面 ● 別角度画像 → 内側拡大底面

CB-154 CB-155

青花人物文瓢形水注

青花八仙文瓢形瓶
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 29cm×横 22cm×奥行 13cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
ゆったりとした瓢形瓶に、長く湾曲した把手と長く伸びた注口が付く水注。総体は金属器の水注を摸倣したもの。胴部・首部には菊花と岩上の高仕が主文様、裾部にはラマ式蓮弁文が、把手には菊唐草文、注口には珠が丁寧に描かれている。
幾分青みがかった肌に濃く鮮やかな青花が映え、品格有る造形と共に格調高い作品としている。佳品である。東晋の陶淵明(365〜427)が菊を賞愛し、「菊を採る東離の下、悠然と南山を見る」と詠み、我身を菊に重ねて隠遁した生活を送ったこのことから、菊花は隠逸なる花、花の中の君子として珍重された。また瓢箪は中国では葫蘆とも呼ばれ、実用上の価値から中国人の生活と深い係りがあり、実を乾燥させて水を汲む杓子や酒を入れる器を作る他、若い実は煮て食用にされる。葫蘆は蔓が盛んに延びて次々と実をつけ、それぞれの実には非常に多くの種があることから、子孫の長久と多子の象徴として喜ばれた。さらに蔓の発音が万に通じるため、吉祥図案である。
この形状の水注は器に入れられた液体の圧力が注口により多く加わり、先端が細くなっていることと相俟って勢いよく注出されるという結果になる。宋時代の口が大きく広がった、いわゆる天目形碗に続く元時代碗にも適した機能。
● 時代 : 明・嘉靖時代(1522〜66)
● サイズ : 高さ 39.5cm×胴径 15.2cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
嘉靖時代は豊富な器種を生み出し、明代青花磁の中で官窯作品を含めて最も作品が残り、また官塔民焼制による官窯が民窯への委託焼造が多くなり、官窯と民窯委託作品との識別することが容易でないほど民窯の技術が向上した。
文様の書き込みも多くなり、伸びやかな筆致で描かれた濃密な描写は民窯の持つ活力を表しているともいえる。正徳年間に輸入が始まったとされるイスラム産顔料。回青の濃く・鮮やかな発色は嘉靖磁を特徴付けるもの。
頸部の「寿」、雲鶴文・八卦文・四面体胴部の八仙人など、吉祥文様も民窯の活力を吸収する如く導入される。「延年益寿」 長生不老の願いは中国人の幸福感を大きく特色付けており、長寿を意味する「寿」はその筆頭に置かれている。
● 別角度画像 → 側面裏面上部底面胴面 ● 別角度画像 → 側面拡大底面

CB-152 CB-153

釉裏紅菊文水注

淡描青花馬文菱花口盤
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 13cm×横 9.5cm×奥行 6.3cm
● 価格 : \

景徳鎮窯。
上下の胴面には菊唐草文が美しく発色した葫蘆形水注。金属器の制に則った本器の形式は、元時代の末〜明の始めには陶磁として洗練され、青花や釉裏紅はじめ景徳鎮以外の窯でも作られるようになる。陶磁らしい柔らかさと流麗な形姿、絵筆でする文様との調和を見せている。

参照 : CB-074
● 時代 : 元時代
● サイズ : 高さ 1.5cm×口径 16.9cm
● 価格 : \ 問い合わせ

景徳鎮窯。
内面は青海波・瑞雲の中に一頭の馬を、口縁部は唐草文を線描する。
布を使って板起しで造られる事が裏面の布目からわかる。薄造。

参照 : CB-070CB-065
● 別角度画像 → 側面裏面拡大底面 ● 別角度画像 → 側面裏面拡大

元〜明の染付
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