CB-162 青花蓮池水禽文獅子鈕壺
時代: 元時代  、 サイズ: 高さ 29cm×胴径 14.5cm
価格: \
景徳鎮窯。
胴上部には青海波と蓮華と仰覆如意頭文を、下部には蓮池水禽文を描き、蓋部はラマ式蓮弁文の獅子鈕が付く。元青花磁の魅力であるペルシャ方面から輸入された鉄分を多く含んだコバルト使用による「濃み」という濃淡も現れ、空間を残さない密画も格調高く魅力的であり、隙の無い文様構成は元時代後期の特色(14世紀後半の元青花黄金期の作品)。
鴛鴦は愛情の忠貞・婚姻の円満・夫婦の和睦を象徴。夫婦の喩えであり、「鴛鴦貴子」は夫婦思愛・連生貴子に喩える。
香港著名収蔵家旧蔵品。

参照 : CB-049








← 元〜明の染付・釉裏紅 のページへ戻る