CB-158 青花蓮池水禽文水注
時代: 元時代  、 サイズ: 高さ 29.5cm×横 20cm×奥行 13.5cm
価格: \
景徳鎮窯。
瓢箪形の胴部・首部には蓮池水禽文を主文とし、上下には八宝文とラマ式蓮弁文を装飾する。注口には宝珠文、把手には唐草文を描き、頂上に宝珠を取り付ける。蓮の花が咲き誇る池の中に、一番の鴛鴦が向かい合っている。明らかに夫婦和合を寓意する文様である。景徳鎮で青花磁気の焼造が本格化したのは元時代後期のことであり、蓮池と鴛鴦の図はこの時期の青花時期に好んで描かれている。子孫万代の繁栄を寓意する瓢箪は、優美・端正な品格ある造形としている。

参照 : CB-133









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